アメリカ大統領選の行方
大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官と共和党候補ドナルド・トランプ氏が直接対決する第1回テレビ討論会が、いよいよ迫ってきた。今月の26日に行われ、約1億人の米国人が視聴する過去最高の視聴者数を記録する見通しだという。...
View Article監督最新作公開 イーストウッド“御年86歳”でなぜピンピン
前作アメリカ大統領選の行方 で、アメリカ大統領選挙に絡んでいる候補者の、民主党・ヒラリー・クリントンが68歳(10月26日が誕生日なので、大統領指名の決定時には69歳)、ドナルド・トランプ、70歳。民主党指名選挙で最後まで戦ったバニー・サンダースは75歳と、みんな老人であることをお伝えした。...
View Article二宮金次郎像の今
小さいころの記憶はしっかりしている。二宮金次郎像は小学校の校庭にひっそりとたたずんでいた。 二宮金次郎(尊徳)(画像)は、1787年(天明7年)現在の神奈川県小田原市に生まれた、江戸時代後期の農政家。小田原藩に登用され、農民の救済や農村復興に尽力した。1856年(安政3年)69歳で没。 金次郎は、少年期に父母を亡くす。おじに引き取られた彼は朝から晩まで懸命に働き、寸暇を惜しんで勉強した。...
View Articleツイスト(Twist、ダンス音楽)
(パソコンの調子が悪く、うまくアップできませんでした。今も画像がアップできません。ご覧になった方には失礼しました) 1960年代に席巻したダンス音楽・ツイスト(Twist)は、社会人になった1971年以降もよく踊った記憶がある。音楽に合わせ腰をくねらせて踊る。 ツイストとは、1960年代初めに黒人歌手チャビー・チェッカー(現在75歳)が流行させたダンスの名称を言う。...
View Article私のお父さん(O mio babbino caro)
先日、加藤登紀子(現在72歳)のコンサートを観に行った。9月25日(日)の八王子・オリンパスホール。 その模様は、加藤登紀子のオフィシャル・ブログにも載っているので割愛したい。 この日の メインテーマ「百万本のバラ物語」には100人以上の有友会合唱団が参加し、感動的なフィナーレとなった。 そしてオープニングは、地元・八王子出身のソプラノ歌手田中美佐代さんが歌う、アリア。...
View Article読書の秋
「暑さ寒さも彼岸まで」の秋分の日も過ぎ、ようやく秋めいて来たと思ったら、昨日(10/4)のように、東京で32℃の最高気温を記録するほど、まだ真夏のような日がある。 それでも、秋の気配は感じる。秋はスポーツの秋、味覚の秋、行楽の秋など形容詞が多く、過ごしやすい季節である。 そして、灯火親しむ候、読書の秋でもある。10月27日から11月9日の2週間は読書週間だ。...
View Articleうさぎ跳びの社会
「うさぎ跳び」には思い出がある。中学校に入学し、クラブ活動を選択することになった。 あまり深い考えはなかったが、家族でよく遊んでいたスポーツの卓球(写真)を選んだ。 早速入部したが、明けても暮れても素振りの練習ばかり。(写真) ところがある日、近くのお寺の石段をうさぎ跳びする訓練があった。 何度も何度も長い石段を往復する。(写真) 次の日、筋肉の疲労で足が動かなくなり、歩いて学校に行けない。...
View Article知床旅情
拙ブログ、私のお父さん(O mio babbino caro)でお伝えしたことだが、9月25日(日)、オリンパスホール八王子に、加藤登紀子(現在72歳、写真)のコンサートを観に行った。 正面から向かって左側のL1という、1F席に比べ少し高い位置にある、その一番前の席で、特等席のようなところ。(右図) 有名な歌のオンパレードだったが、肝心の曲が出てこない。...
View Article1950年代のアメリカの曲【その1】
1950年代はと言えば、自分が生まれてから小学生までの時代。まだ日本は戦後の爪痕が残っていて貧しく、アメリカはあこがれの国、その音楽は楽天的で、底抜けに明るかった。 その頃のオーディオの環境は次の通り。●アンサンブルステレオという新製品が出始めた。 1958年にビクターから発売されたSTL-3...
View Article1950年代のアメリカの曲【その2】
1950年代は世界の音楽の黄金期(中村とうよう説)だった。 第二次世界大戦の後の混乱も一応落ち着いて戦後の社会が安定したことや、植民地だったアフリカやアジアの人々にとっては、独立を達成して新しい国民国家を創るなかでの国民文化の形成期だったからだろう。...
View Articleボブ・ディランの音楽
ノーベル文学賞については、いつも村上春樹が候補に挙がるが、今年も落選した。 特に今年は、米シンガー・ソングライターのボブ・ディラン(現在75歳、写真)に決まり、世界中に衝撃が広がっている。歌手の受賞は初めて。そして、彼はまだ現役で活躍している。...
View Article沖縄の「土人」発言
安倍政権が強引に推し進めている沖縄・高江の米軍オスプレイ離着陸用ヘリパッド建設。大阪府警から応援に来た機動隊員が抗議活動の住民に「土人」と暴言、「シナ人」という発言もあったという。 いやしくも公務員がこんな言葉を吐くのにとても驚いた。YouTubeの映像も見たが、これではまるでヤクザと変わらない。...
View Articleグリークの音楽
北欧の国・ノルウェーは日本から飛行機で13~16時間もかかる遠い国だ。 欧米の人たちに中国、韓国と日本の違いが分からないように、スカンジナビア諸国やノルディック諸国と言われるが、国の違いと、人の区別がつかない。 ノルウェーのことで知っているのは学校で習ったことや、音楽などの知識だけだ。1.ヴァイキングと、フィヨルド(写真)...
View Article民進党の迷走
民進党が迷走している。民進党=蓮舫・野田執行部では早晩自壊して行くであろう。 よりによって民主党を壊したA級戦犯の野田佳彦氏(現在59歳、写真右)を幹事長に抜擢したことには驚愕したが、今の民進党に何が必要で、何が問題なのか全く理解していないことがより明確になった。...
View Article地震大国日本と原発
小泉元首相の反原発に対する鼻息が荒い。11月4日、新潟市中央区のりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館で開かれたシンポジウムで講演し、原発に頼らないエネルギー政策に転換する必要性を訴えた。その上で「原発ゼロ」の実現に向け、地域から脱原発の世論を起こすよう求めた。...
View Article退職します
来月(12月)末、ついに退職の日がやって来る。そのとき、67歳と9カ月。65歳まで働ければ良しとせねばならない時代、退職の歳に不足はない。 しかし、力尽きたわけではなく、まだまだ元気だ。そしてこれまでの会社経験で得たことを、ここでリセットするのはとてももったいないと思っている。 このブログの中でも述べているが、自分に余生はいらない、出来れば生涯現役を目指したい。...
View Article退職します【その2】
2014年5月1日付の朝日新聞・「天声人語」の記事。『新入社員も「大過なく」』 サラリーマン人生最後の日を迎え、自分の机をなでながら心の中でつぶやく。(大過なく、とにかく、大過なくであった…)。 源氏鶏太(1985年、73歳で没、写真)が1962年に本紙に連載した「停年退職」の幕切れである。...
View ArticleTPP批准を急ぐ日本
11月13日の東京新聞朝刊記事「オバマ政権がTPP断念 日本、急ぐ理由失う」から。 オバマ米政権は環太平洋連携協定(TPP)の議会承認取得を断念した。ホワイトハウス高官が11日、表明した。来年1月に就任するトランプ次期大統領はTPPからの脱退を明言しており、現状での協定発効は絶望的になった。 安倍政権が、参院で審議中のTPP承認案と関連法案の採決を急ぐ理由はなくなった。...
View Articleある会社の先輩招待会
先日(11月14日)、以前勤務していた会社が毎年行う、いわゆるOB会「先輩招待会」に、訳があって7年ぶりに参加した。たった3年半ではあるが、定年の60歳まで勤めた会社である。 なにしろ退職した2009年以来なので、浦島太郎状態ではないかと不安だらけだったが、懇親会に参加したOBの約60人や、そこに同席した幹部もほとんど知っている人たちばかり。...
View Article若さと老いについて
前作、ある会社の先輩招待会で、退社後7年ぶりに会社仲間と会ったことをお話しした。そのとき言われると気になる言葉。ー「老けたね!」「ちょっと太ったんじゃない!」。 幸い、そんなことはなかった。会った人はみんな、「以前と変わらないね!」だった。...
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