長寿社会【その2】
前作、長寿社会【その1】で、日本が世界でも経験したことのない勢いで少子高齢化が進んでいて、2015年の日本人の平均寿命は女性87.05歳、男性80.79歳だが、33年後の2050年には、平均寿命は女性90歳、男性84歳で、100歳以上は100万人を突破するという予想まであることをお伝えした。●団塊の世代 何と言ってもその主役は、我々「団塊の世代」である。...
View Articleめまい=熱中症!?
最近、自分の年齢を改めて感じさせる事件(!?)があった。 拙ブログ、近況報告【2017年7月9日】でお知らせした通り、今月から「マンション管理人」として第?回の仕事人生を再開している。 今は、これが自分の人生で最後の仕事だと思っているが、世の中そう簡単には行かない。●仕事に就く前に「めまい」発症...
View Article五木寛之
同じ年代の有名人がバタバタと亡くなる中、五木寛之氏(現在84歳、写真)が元気だ。彼は「人生五十年というのは正しい。それ以後はオマケと考えて感謝の日々を送るべきだ」と言っている割にはその「オマケ」の人生が長い。...
View Article長寿社会【その3】
厚生労働省は2017年7月27日、2016年分の簡易生命表の概況を発表した。それによると2016年における日本の平均寿命は、男性が80.98歳、女性が87.14歳で、いずれも過去最高になった。2015年と比べると、女性は0.15歳、男性は0.23歳延びて、男女とも世界2位だったという。 このグラフにはないが、平均寿命の一番古いデータの1891年-1898年で、男性42.80歳、女性44.30歳。...
View Article長寿社会【その4】
前作、長寿社会【その3】では、 五木寛之作「嫌老社会を超えて」(2015年、中央公論新社)だったが、今回の記事は「余命」2015年、祥伝社、写真)を参考にしている。主な内容は次の通り。▲第1章 「余命」を前向きに考える(余命とは余裕をもって残された時間、「これが自分の天寿だろう」と感じたときこそ、幸せとはいえないのが、長寿者の大半、「人生五十年」という言葉の重さ)▲第2章...
View Article桜新町・サザエさん通り
●サザエさん通り 全国には「サザエさん通り」が三つあるそうだ。自分は今、そのうちの一つ、「サザエさんの町」と言われる、東京都世田谷区桜新町の「サザエさん通り」を通り、通勤している。 桜新町は、日本初の女性プロ漫画家として知られる作者の長谷川町子(1992年、72歳で没、写真右)が長年にわたって住み続けた町。...
View Articleギターが題名の曲
「ギターは日本の歌をどう変えたか」(サブタイトル:ギターのポピュラー音楽史)(北中正和著、2002年、平凡社新書、写真)という本を読んだことがある。 日本の音楽のみならず世界の音楽に大きな影響を与えたギターという楽器にスポットをあてた内容でもある。 「はじめに」で語られる「二十世紀後半以降のポピュラー音楽がギターなしに語れない」という言葉には異論がないところだ。...
View Article私が選んだ日本のフォークソングベスト5
以前、私が選んだカントリーソングベスト5という特集をしたことがあるが、それになぞらえて、今回は危険を冒して!?「私が選んだ日本のフォークソングベスト5」を特集してみたい。 「危険を冒して」と言ったのは、そもそも日本のフォークソングの定義が明確でないからだ。...
View Article空港、飛行機の曲
陸路での出会いと別れで代表的な場所は「駅」、空路では「空港」ということになるだろうか。●出会いと別れの場の「空港」 映画でも別れとなると、「駅」というシチュエーションが多い。拙ブログでも「シネマの名匠と旅する駅」でそのシーンを載せたことがある。今は「空港」も一般的な出会いと別れの場になっている。 それで有名なのは「アジアの歌姫」のこの曲だ。テレサ・テン/空港(1974年)...
View Article手拍子の曲【その1】
今月の4日から始まったロンドンの世界陸上も、もう終盤戦だが、サニブラウン・ハキーム選手(18歳、写真)の200m走も決勝には進んだものの、世界の壁は厚かった。それでもまだ18歳という若さ。伸びしろはたっぷりありそうで期待が持そうだ。 日本は陸上競技が苦手で、唯一お家芸の男女マラソンに期待という時代が続いたが、それも今は昔、凋落の激しさには目を覆うばかりだ。...
View Article手拍子の曲【その2】洋楽編
手拍子は何も日本だけの専売特許ではない。 英語で手拍子はハンドクラップ(Handclap)といって、洋楽も探してみると結構見つかる。手拍子をするだけあって、明るい曲ばかりだ。 その中で、一番最初に思い出すのはこの曲だ。ベンチャーズ/レッツ・ゴー(1965年) 続いてこの曲。サンタ・エスメラルダ/悲しき願い(1977年)...
View Article手拍子の曲【その3】邦楽編
外国にもあるのかも知れないが、日本の手拍子は別名「合いの手」と呼ばれる、下世話な飲み会の経験ばかり思い出される。 まだカラオケがないころ、飲み会と言えば手拍子をたたきながら歌う「春歌(しゅんか)」という猥歌の記憶しか残っていない。 その中で一番有名な曲は「ヨサホイ節」。「ヨサホイ数え歌」とも呼ばれる。当時、男性は誰でも知っていなければならない歌だった。...
View Article出だしの楽器演奏が印象的な曲
「人は見た目が9割」(竹内一郎著、2005年、新潮新書、写真)がベストセラーになるご時世、9割とまでは行かないにせよ「第一印象」が大切なのは、音楽も一緒である。●シンバル 1964年というから、15歳。高校1年生のときだった。シンバル(写真)の「出だし」で始まるこの曲を聴いたときの衝撃は大きかった。すぐにレコード屋に走ったことを今でも覚えている。...
View Article酒の肴
最近は、めっきり酒量が減った。年金生活で手元不如意になったのと、お酒の付き合いが減ったことが原因だが、お酒には習慣性があり、飲まないでいると飲まなくて済んだり、たくさん飲めなくなった。…歳のせいもあるのだろう。 30年来の行きつけだったスナックから電話があり、久しぶりに出かけたが、お酒もさしておいしいと思わないし、カラオケも喉がつかえて何曲も歌えない。もうとても以前のような午前様はムリだ。...
View Articleダニーボーイ(Danny Boy)
「ダニーボーイ」(Danny Boy)は、誰も知らないアイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」(Londonderry Air)から、事実上の国歌になり世界中に広まった名曲。 様々な歌詞によって歌われ、特に「ダニーボーイ」のタイトルのものが有名である。...
View Article野際陽子
野際陽子さん(写真)が亡くなって早いもので、もう2ヶ月が経った。 彼女の追悼記事としてはやや遅いが、図書館で借り彼女が還暦ときの処女作「脱いでみようか」(1996年、扶桑社、写真)を読んだところなので、投稿することにした。内容については後述する。...
View Articleクラシックのような音楽
●大いなる西部 今日(8/20)BS放送で「大いなる西部」(1958年)を観た。自分は、どちらかというと、映画はそっちのけで、この主題曲の方が大好きだった。 作曲がもっと前だったら、クラシックの名曲になったのでは、と思うほどダイナミックな音楽だ。...
View Article行進曲はクラシックなのか
前作、クラシックのような音楽で、ポップスとクラシックの境界線について問題提起をしたつもりだが、現代でもクラシックとポップスの作曲家に別れていて、その作曲家もクラシックとポップスに「相互乗り入れ」をしている。 余計なお世話だが、どの曲がクラシックでどの曲がポップスなのか、果たしてはっきりと区分けが出来ているのだろうか。 曖昧さが顕著なのが、「行進曲」ではないかと思う。...
View Article近況報告【2017年8月25日】
前回の近況報告は7月9日だったので、それから約1ヶ月半ぶりの記事である。 その近況報告【2017年7月9日】では、7月3日より、あるマンションの管理人として正式勤務を開始したことをお伝えした。 本日はその初給料日である。 日給制なので後払いで仕方がないと言ってしまえばそれまでだが、働き始めてから食事代や交通費など、出費ばかりが重なっていくこの間の約2ヶ月をとても長く感じていた。...
View Articleもう深酒はムリ
昨日(8/26)の勤務は辛かった。近況報告【2017年8月25日】でお知らせした通り、前日(8/25)は、7月から勤務した会社の初給料日だったので、6月1日以来約3ヶ月ぶりに、以前行きつけのお店だった八王子のスナックで深酒(?)を飲んだのがいけなかった。●八王子の居酒屋 その前に、16時から開いている居酒屋に立ち寄った。...
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