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縄文人と弥生人【その1】

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 自分の祖先がどこからやってきたのか、そのルーツを探るのは大きなロマンだ。
 
 現在の人類は約20万年前アフリカで誕生したとされる。ホモ・サピエンスと言われる「人類」はそこから10万年前に世界中へ広がって行った。
 
 チンパンジーとヒトとを分け隔てたのが、地殻変動により地球の裂け目・大地溝帯ができたことで、それがアフリカの大地の気候を変え、ヒトが誕生したと言われている。
 
イメージ 1

 日本人はどこからやってきたのかについても諸説がある。
 
 先住民族と言われる縄文人も最初から日本にいたわけでもない。こんな動画がある。
 
中国・韓国にはない縄文人のDNA 日本人のルーツDNA解析
 

イメージ 3イメージ 4

イメージ 2 日本人はアジアの人と顔かたちは似ているが、彼らと違うのは縄文人のDNAが影響しているというのだ。
 
 人類の進化については、男性のY染色体でAからTまでの20段階があるが、日本人には分岐の早い段階の32.2%と多いことが分かった。そのDは縄文人である。
 
 Dは日本以外、チベットやインド洋のアンダマン諸島に多いDNAだというのが分かっている。Oは大陸の中国や韓国などに多いDNAで、彼らは日本と同じく、島国や山間部で、Oの勢力から逃れられたため、今でも残っていると思われる。Oは弥生人のDNAである。
イメージ 5 弥生人と縄文人には大きな違いがある。(画像)
 
 しかし現在では、混血が増えていて、割合としては、純粋な弥生が20%、純粋な縄文が5%、混血が75%といわれるそうで、こてこての弥生人タイプや縄文人タイプは少ないのだろうが、あなたは濃い顔の「縄文人」?平たい顔の「弥生人」?チェックリストまとめによると、こんな比較表が作れる。
 
イメージ 6

イメージ 7 この中のお酒については面白いデータがある。(「酒の強さは遺伝子で決まる」参照)
 
 弥生人に関連する体質として、下戸(お酒を飲めない人)が存在する。
 
 下戸遺伝子は中国中南部で誕生したと考えられている。そもそも当初人類にはお酒が飲めるN型しかなかった。そこに突然変異が起こり、D型ができた。それは、おそらく23万年前にモンゴロイド人種の中で起こったことだという。
 
 恐らく元々日本に住んでいた縄文人のほとんどはN型遺伝子のみを持っており、とても酒に強かった。そして、縄文時代末期から海を渡って近畿、中部に多く移り住んだとされる弥生人によって、酒に弱いD型遺伝子がもたらされた。
 
 北海道から沖縄まで五千名以上の日本人を対象に調べたところ、右図にあるように北海道、東北、九州、沖縄地方に酒豪遺伝子であるN型遺伝子の割合が多いことが分った。特に秋田県が一番多く、次に鹿児島県と岩手県、逆に最も少ないのが三重県、次いで愛知県という結果になった。
 
 これは、大胆な表現をすると、「縄文人と弥生人の全国分布図」である。
 
 また、自分が『縄文人』の血を受け継いでいるか1秒で確認する方法発見!ちな、これ出来ない奴は醤油顔の弥生人らしいぞによると、 
 
ウインクで確認可能!!
 
「唇を動かずにウインクができる人」(唇の形を変えずにウインクできる人)は、縄文人の特徴を強く受け継いでいる可能性がある。
 
 片目ではダメ。両目のウインクを唇を動かさずにできた場合のみ、縄文人の特徴を強く受け継いでいる可能性がある。以下のチェックでも、縄文人度を確認することができる。
 
●縄文人度チェック


1.
唇を動かずに両目ともウインクができる人
2.
くせ毛っぽい人
3.
耳垢が湿っている人
4.
両目とも二重まぶたの人

 
 なのだという。
 どうやら自分は縄文人の系統のようだ。
 
(続く)
 

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