その大敵は「病気」だ。出来たらずっと健康でいたい。何と言っても今一番不安な病気は「がん」と「認知症」である。
その内「認知症」について、父と祖母が認知症だった。ところが、母は92歳で天寿を全うしたが、亡くなるまで頭はしっかりしていた。
さて、自分はどちらのDNAを引き継ぐのだろうか。
朝日新聞be土曜版(2016年1月16日号)に、「自分も認知症になると思う?」という記事があった。
![イメージ 6]()
日本では65歳以上の認知症の人は462万人以上いるといわれ、今後も増えると見込まれます。beモニターの皆さんの間でも、「自分もなるかもしれない」と考える人が4分の3に達しました。漠然とした不安を感じている人が多かった一方で、介護の経験者らからは、偏見を取り除いていく必要があるという声も目立ちました。
軽度認知障害と呼ばれる予備軍を含めると、認知症の人は高齢者の4人に1人を占める。
アンケートでは30~40代の働きざかりからも、認知症をひとごととは思えないという声が届いた。
「5分前に話していたことも時々忘れることがある。これって認知症予備軍なのでは?」「自分がなっても家族がなっても、共倒れになる」
認知症になることへの不安に満ちたコメントが多いが、60代以上となると、こんな達観した声も。
「70歳過ぎの夫婦で、お互いにドジっては『順調やなぁ』と言い合っています」、「なったらそのときはケセラセラ、なるようになる方式で行く」
そもそも「認知症とひとことで言っても症状や状態は様々です」と指摘するのは和歌山で介護の仕事に携わる男性(39)。東京の女性(60)も「過ごした人生の色だけ、症状は違う。認知症を十把一絡げにくくってはいけない」
認知症になれば、何もできなくなる、感情も失われるなどと思われがちだ。しかし、母親を介護した福岡の男性(77)は「喜怒哀楽など人間の本質にかかわる部分は、何も変わらないと母が教えてくれた」と書く。京都の女性(23)も「アルツハイマー型認知症の祖母は、今はもう祖父しか認識できないけれど、『ありがとう』をいつも口にして周囲にも好かれていて、尊敬する。私も祖母のように年をとりたい」
一方、義母を介護した大阪の女性(57)は「暴力をふるわれ、私の方が義母より先に死ぬかと思った。つらい日々は家族の会が支えになった」と壮絶な体験をふり返る。家族の思いも様々だ。
「自分が認知症になったら家族や身近な人以外にも公表しますか」という質問に対しては、「いいえ」と答えた人が63%。「以前に比べるとましにはなったが、認知症に対する偏見はまだまだ強い」 それに立ち向かうには勇気がいる。
偏見をなくすためには、教育も重要だろう。「中学生のおいが『僕は認知症になったら生きていたくない』と言う。予防や治療も重要だが、認知症を受け入れる社会になるには、認知症を正しく理解するための教育も大切だ」、「認知症サポーターの養成講習は高校生ぐらいから受講してほしい」。
近年、偏見や誤解をなくそうと、当事者も声をあげ始めている。若年性アルツハイマー型認知症の佐藤雅彦さんは著書『認知症になった私が伝えたいこと』で、「認知症になることは不便だけど不幸ではない。できなくなることは多いが、できることもたくさんある」と訴える。
認知症の治療は早期発見が重要で、早期診断も広がりつつある。しかし、症状が「初期」と診断されると「自立している」とみなされ、必要なサービスが受けられなくなるという問題も起きている。
大阪のデイサービスで働く女性(44)からはこんな声が届いた。「介護の必要性が比較的軽度な要支援者は今後、サービスを受けにくくなるとみられている。早期の認知症は人と接するデイサービスに通って、進行を遅らせていることも多い。国は現実を踏まえて制度を考えてほしい」
やみくもに心配するのではなく、現実を知り、国や自治体に必要な対策を求めていく。何よりもそれが肝心だ。
『認知症予防のための簡単レッスン20』(伊藤隼也著、文藝春秋、写真)には医療ジャーナリストの著者が専門的なことも含め分かりやすく解説している。
日本では65歳以上の認知症の人は462万人以上いるといわれ、今後も増えると見込まれます。beモニターの皆さんの間でも、「自分もなるかもしれない」と考える人が4分の3に達しました。漠然とした不安を感じている人が多かった一方で、介護の経験者らからは、偏見を取り除いていく必要があるという声も目立ちました。
■まずは現実を知ろう
軽度認知障害と呼ばれる予備軍を含めると、認知症の人は高齢者の4人に1人を占める。
政府の推計では、団塊世代がすべて75歳以上になる2025年には、認知症の人は700万人に達するという。もはや誰にとってもひとごとではない。
アンケートでは30~40代の働きざかりからも、認知症をひとごととは思えないという声が届いた。
「5分前に話していたことも時々忘れることがある。これって認知症予備軍なのでは?」「自分がなっても家族がなっても、共倒れになる」
認知症になることへの不安に満ちたコメントが多いが、60代以上となると、こんな達観した声も。
「70歳過ぎの夫婦で、お互いにドジっては『順調やなぁ』と言い合っています」、「なったらそのときはケセラセラ、なるようになる方式で行く」
そもそも「認知症とひとことで言っても症状や状態は様々です」と指摘するのは和歌山で介護の仕事に携わる男性(39)。東京の女性(60)も「過ごした人生の色だけ、症状は違う。認知症を十把一絡げにくくってはいけない」
認知症になれば、何もできなくなる、感情も失われるなどと思われがちだ。しかし、母親を介護した福岡の男性(77)は「喜怒哀楽など人間の本質にかかわる部分は、何も変わらないと母が教えてくれた」と書く。京都の女性(23)も「アルツハイマー型認知症の祖母は、今はもう祖父しか認識できないけれど、『ありがとう』をいつも口にして周囲にも好かれていて、尊敬する。私も祖母のように年をとりたい」
一方、義母を介護した大阪の女性(57)は「暴力をふるわれ、私の方が義母より先に死ぬかと思った。つらい日々は家族の会が支えになった」と壮絶な体験をふり返る。家族の思いも様々だ。
「自分が認知症になったら家族や身近な人以外にも公表しますか」という質問に対しては、「いいえ」と答えた人が63%。「以前に比べるとましにはなったが、認知症に対する偏見はまだまだ強い」 それに立ち向かうには勇気がいる。
偏見をなくすためには、教育も重要だろう。「中学生のおいが『僕は認知症になったら生きていたくない』と言う。予防や治療も重要だが、認知症を受け入れる社会になるには、認知症を正しく理解するための教育も大切だ」、「認知症サポーターの養成講習は高校生ぐらいから受講してほしい」。
近年、偏見や誤解をなくそうと、当事者も声をあげ始めている。若年性アルツハイマー型認知症の佐藤雅彦さんは著書『認知症になった私が伝えたいこと』で、「認知症になることは不便だけど不幸ではない。できなくなることは多いが、できることもたくさんある」と訴える。
認知症の治療は早期発見が重要で、早期診断も広がりつつある。しかし、症状が「初期」と診断されると「自立している」とみなされ、必要なサービスが受けられなくなるという問題も起きている。
大阪のデイサービスで働く女性(44)からはこんな声が届いた。「介護の必要性が比較的軽度な要支援者は今後、サービスを受けにくくなるとみられている。早期の認知症は人と接するデイサービスに通って、進行を遅らせていることも多い。国は現実を踏まえて制度を考えてほしい」
やみくもに心配するのではなく、現実を知り、国や自治体に必要な対策を求めていく。何よりもそれが肝心だ。
ここでは、毎日の食生活や運動の大切さが書かれていて、生活習慣の改善で認知症をかなり予防できると教える。予防トレーニングとして、社交ダンスや音楽療法、同時に二つのことを行うデュアルタスクなどが紹介されている。
レッスン1 ボケないために、ちょっとだけ生活を変えてみよう
第一章 毎日の食生活で予防する
レッスン2 実験で証明!「スプーン三杯のエゴマ油」の威力
レッスン3 イクラ、大トロ、ウナギは大丈夫! 脳に良くない油は?
レッスン4 地中海食で発症率が下がった!。
レッスン5 高血圧だと発症率は数倍アップ 減塩生活のススメ
レッスン6 アルツハイマー糖質オフで防ぐ
レッスン7 脳にやさしい植物油の選び方
レッスン8 一日二杯のコーヒーで発症リスク低減
レッスン9 カレースパイスの神秘的な効き目万
レッスン10 ビールとワインに隠されたパワー
レッスン2 実験で証明!「スプーン三杯のエゴマ油」の威力
レッスン3 イクラ、大トロ、ウナギは大丈夫! 脳に良くない油は?
レッスン4 地中海食で発症率が下がった!。
レッスン5 高血圧だと発症率は数倍アップ 減塩生活のススメ
レッスン6 アルツハイマー糖質オフで防ぐ
レッスン7 脳にやさしい植物油の選び方
レッスン8 一日二杯のコーヒーで発症リスク低減
レッスン9 カレースパイスの神秘的な効き目万
レッスン10 ビールとワインに隠されたパワー
第二章 運動が脳細胞に劇的に効く
レッスン11 なつメロ体操は脳に三度効く
レッスン12 脳が喜ぶ心拍数ウォーキング
レッスン13 とまどい体操で脳内メモを鍛える
レッスン14 感覚神経の鈍い人は危険! 10秒脚上げで簡単チェック
レッスン15 重度症状から奇跡の回復 社交ダンスで母に笑顔が!
レッスン11 なつメロ体操は脳に三度効く
レッスン12 脳が喜ぶ心拍数ウォーキング
レッスン13 とまどい体操で脳内メモを鍛える
レッスン14 感覚神経の鈍い人は危険! 10秒脚上げで簡単チェック
レッスン15 重度症状から奇跡の回復 社交ダンスで母に笑顔が!
第三章 かんたん脳トレで若返ろう
レッスン16 薬指トレでニューロンを発達させる
レッスン17 アロマで海馬を活性別
レッスン18 絵本読み聞かせで子供を笑わせよう
レッスン19 ギャンブル記憶力を回復
レッスン20 青春の思い出を語り合おう! 今日から始める回想法
レッスン16 薬指トレでニューロンを発達させる
レッスン17 アロマで海馬を活性別
レッスン18 絵本読み聞かせで子供を笑わせよう
レッスン19 ギャンブル記憶力を回復
レッスン20 青春の思い出を語り合おう! 今日から始める回想法
第四章 ドキュメント ここまで進んだ最新治療
誤診に注意!「手術で治る認知症」
アルツハイマーからの奇跡の回復
MMSE(認知機能テスト)のやり方
誤診に注意!「手術で治る認知症」
アルツハイマーからの奇跡の回復
MMSE(認知機能テスト)のやり方
第五章 疑問が解決!最新Q&A
ボケに効く植物油は?
水中ウォーキングの効果は?
なかなか血圧が下がらないのだけど
糖尿になったら打つ手はないの?
ピアノを弾くのは効果あるの?
本は黙読したら効果ないの?
認知症を防ぐためには、「認知症」になる暇も無いほど、毎日を刺激的に、好奇心を持って生きることだと思う。自分にとってそれは、「働き続ける」ことである。
さっちゃんは、ブログに、自分の描いた絵をアップし、日々の暮らしや遠い日の思い出をつづる。その絵が半端ではない。凄いの一言だ。(下画像)そして、1日に約2,000人が、彼女のブログをのぞきに来る。今でも、堂々のブログランキング第一位である。
さっちゃんとお話していると、90歳を超えているとは思えない程しっかりしているそうだ。
ボケに効く植物油は?
水中ウォーキングの効果は?
なかなか血圧が下がらないのだけど
糖尿になったら打つ手はないの?
ピアノを弾くのは効果あるの?
本は黙読したら効果ないの?
認知症を防ぐためには、「認知症」になる暇も無いほど、毎日を刺激的に、好奇心を持って生きることだと思う。自分にとってそれは、「働き続ける」ことである。
この人は「認知症」などどこ吹く風のような、93歳。
徳島県吉野川市に住む堀江幸子さん、通称さっちゃん。さっちゃんは、70歳で油絵を習い始めた。新しいことに挑戦するのが大好き。
さらに80歳でパソコンを購入。84歳でブログを始めた。題して「さっちゃんのお気楽ブログ」 容量が大きくなったからだろうか、今はバージョンⅡである。2012年には「また、あした」(扶桑社、写真)という本まで出した。
やはり生きがいを持ってる事は、素晴らしい!
まあいいや。たとえひとりになっても元気でがんばろう。あの世に行った人も、この世の人もみんな元気にやろうぜ。おう おう おう!!!