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人に好かれたい、いい人と思われたいということ

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イメージ 4 年頭のブログ、新年あけましておめでとうございますで、ジェリー・ミンチントン「上手く行っている人の考え方 完全版」(写真)を紹介し、「当面、この本を苦しいときや辛いときのバイブルにしようと思っています。いい話が宝珠のようにちりばめられています」と書いた。
 
 しかし待てよ、この本の内容って何かに似ている。
 
イメージ 1 そうだ、嫌われる勇気で紹介した、フロイトユングと並び称される、“心理学の3大巨頭”の一人、オーストリア出身の心理学者のアルフレッド・アドラー1937年、67歳で没、写真)が提唱する「アドラー心理学」
 
イメージ 2 その、「アドラー心理学」を基に、日頃抱えている人間関係の悩みをシンプルに解決し、“嫌われる勇気”を持ちながら自分らしく生きるための方法を紹介した「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社、写真だ。
 
イメージ 3 日本であまり知られることがなかったアドラーに、なぜいま、多くの人々が惹きつけられているのか。著者の岸見一郎氏(写真)に聞いている。(どうして人気? 人間関係よくなる「嫌われる勇気」とは参照)
 
なぜ、アドラーが注目を集めているのでしょうか?
 
岸見:私は1989年にアドラーに出会いましたが、これまで、注目されることはほとんどありませんでした。ところがこの本が幸い大きな反響を呼んで、色んな方から手紙などをいただくようになっています。アドラーは「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言っています。「空気を読む」「KY」などといった言葉が一般化し、SNSが広がり、人間関係が多様化しているいま、アドラーは新しい処方箋の一つになっているのかもしれません。
 
 ただ、アドラーは、決して意外なことを言っているわけではないのです。どちらかというと、多くの人がすでに知っているようなこと、疑問に感じているようなことを、言葉にしている。だから、驚きはあるけど、未体験の思想ではありません。アドラーを知ることは「腑に落ちる」体験であり、だからこそ重く残るのだと思います。
 
アドラーの教えは、仰るように、見知らぬ概念ではないけれど、一般の常識を覆すようなところもあります。たとえばアドラーは「承認欲求」を否定します。いま、人に認めてもらえるよう頑張っている人も多いように思うのですが、なぜ否定するのでしょうか。
 
岸見:たとえばフェイスブックの「いいね」ボタンは、承認欲求の権化のようなものですね。私もフェイスブックを使っていますが、「いいね」をもらうために、人に迎合するような記事を書くのはおかしいと思う。あるいは、本当はいいねと思っていないのに、周囲に流されたり、書いた人に嫌われたくないと思って「いいね」ボタンを押すのもおかしい。人に認めてもらいたいという気持ちは当たり前の感情だ、と言う人もいますが、当たり前(=usual)だから正しい(=normal)とは限りません。みんなが言っているから正しい、というわけでは必ずしもないように。
 
 他人にヘンな人と言われたからといって、その人がヘンな人になるわけではありません。逆に、良い人と承認されたから良い人になるわけでもないでしょう。それなのに、他人の評価ばかりを気にしていると、他人の人生を生きることになってしまうのです。また、承認欲求は無責任にもつながります。承認欲求に沿って行動をしていると、上手くいかなくなったときに「親が言ったから」「上司が言ったから」と言い訳ができてしまうから。
 
 アドラーはただ「自分の信じる最善の道を選べ」といいます。それに対して他者がどんな評価を下そうと、それは自分にどうしようもないことで、自分の問題ではないと。そういう意味ではアドラー心理学は責任逃れを許さない、キツイ思想でもあるのです。「劇薬」と言われるゆえんです
 
アドラーはまた、「ほめること」と「叱ること」を否定しています。叱るはともかく、ほめるは、教育に必要な要素にも思えるのですが。
 
岸見:この問題も、承認欲求の否定と深くかかわっています。実は私がアドラーの勉強を始めたのは、子育てがきっかけでした。最初に「ほめてはいけない」と知ったときには驚きました。でも実践していくと、その意味や重要性を実感するようになりました。
 
 例えば、ほめられて育った子供は、学校の廊下のごみを拾う前に、周りを見渡します。人がいたら拾う、いなければ拾わない。つまり、他者にほめられるかどうかが、その子供の行動基準になってしまっているわけです。人の顔色をうかがったり、依存的であったりするという傾向もみられます。長じては他人の承認を求めるようになるでしょう。叱られて育った子供も――親の対応は両極端であるのに――同じようになりがちです。同様に職場においても、上司が部下をほめたり叱ったりすると、上司の顔色ばかりを窺うようになる。
 
 そもそも「ほめる」「叱る」というのは、対等な人間関係の間には起こりえないことです。どちらも、上の人が下の人に向かって、もっと言えば、能力のある人が能力のない人に向かって下す評価だからです。アドラーは「タテ」の人間関係を否定し、「ヨコ」の人間関係に変えていくべきだと言っています。
 
では「ほめる」「叱る」ではない言葉とはなんでしょうか。
 
岸見:こんな状況を思い浮かべてみてください。私のところにカウンセリングにきたお母さんが、3歳の子供を連れてきました。その子供はぐずることなく、1時間、静かに椅子に座っていました。カウンセリングが終わった後、お母さんは子供に何と声をかけるべきでしょう。
 
「良い子にしていてえらかったわね」では、ほめることになってしまいますよね……。対等な人間関係だと、「お疲れさま」でしょうか。
 
岸見:私だったら「待っていてくれてありがとう」と声をかけます。ほめるのではなくて、貢献」に注目する言葉を使うのです。人は、感謝の言葉を聞いたとき、自らが他者に貢献できたことを知ります。アドラー心理学では、この「貢献」を非常に重く考えます。
 
なぜ「貢献」が大事なのでしょうか。
 
岸見「私は誰かの役に立っているという実感」が、自らの価値につながるからです。自分に価値があると思えている人は、人生のさまざまな課題に立ち向かうことができます。他者からの承認ではなく、貢献感こそが、人を強くし、人に勇気を与えるのです。
 
  ジェリー・ミンチントン「上手く行っている人の考え方 完全版」にはこんなことが書いてある。(もちろん抜粋。100項目ある)
 
3.したくないことははっきりと断る
4.いやなことを言う人は相手にしない
9.自分をけなさない
11.相手にどう思われているかを心配しない
13.あるがままの自分を受け入れる
14.自分のしたいことをする
16.他人の思いどおりにはならない
18.他人からどう評価されようと気にしない
20.他人に期待しない
22.自分を他人と比較しない
23.自分の価値を疑わない
25.無理をして人から好かれようとしない
33.他人を変えようとしない
34.自分の考えを大切にする
36.よけいな競争はしない
37.自分を最優先する
39.自分の存在そのものに価値があると信じる
42.他人に対する悪い感情はさらりと忘れる
44.自分の思いどおりに生きる
47.他人を批判しない
49.他人の反応を気にしない
55.自己中心的な人から遠ざかる
56.いい人をやめる
60.前向きに考える
61.自分の長所に目を向ける
63.人との出会いを楽しむ
67.いい人間関係を楽しむ
89.一部の人に嫌われても気にしない
97.人がいつも理解してくれると期待しない
 
 
嫌われる人の話し方1:
 

会話の冒頭に、「でも」「いや」を付けるのがクセになっている

 残念ながら「相手の話に対して『否定から入る』人」は結構いますよね。
相手の言うことを特に否定するつもりはなくても、会話の冒頭に必ず「でも」「いや」を付けてしまう人。「でも、私は○○だから」「いや、そうとも限らないと思うよ」みたいな感じで。1回、2回は気にならなくても、ずっと相手が「でも」「いや」から話し始めると、相手は「小さな否定」を繰り返されている気がして、だんだん不愉快な気分になってしまいます。

 これはクセになっている人も多いので、自分で気をつけて直す努力をしたほうがいいと思います。仕事ができて、頭のいい女性にわりと多いパターンかもしれません。

嫌われる人の話し方2:

 

他人の悪口を言う

 他人のことを悪く言うことは、たとえそれが正当な批判であっても好ましくないと思います。他人の悪口ばかり言う人と一緒にいると、少しはよくても、だんだん疲れてきませんか?

 
 それに、目の前の人が悪口を言っていると、自分の悪口は言っていなくても、「この人はほかの場所では、自分の悪口も言っているのではないかな?」と不信感を持ってしまいます。
 

 いろいろ仕事上のストレスなどもあるでしょうが、あえて人の批判ばかりする必要はありません。もっと楽しく、明るい話題を心がけましょう。職場での飲み会でも、上司や部下、同僚の悪口ばかり話す人がいますが、「類は友を呼ぶ」で、悪口ばかり話す人には、悪口ばかり話す人が集まってきますので、注意が必要です。

嫌われる人の話し方3:

 

自分の話ばかりする、人の話を聞くことができない

 自分の話ばかりする人っていますよね。はたから見たら2人で話が弾んでいるように見えるかもしれないけど、相手は内心ちょっぴりウンザリ……。「自分の話ばっかりして、私に興味がないのかな?」と思ってしまうものです。特に男性の中には、「自分をアピールして興味をひきたい」と思うあまり、ついつい「自分語り」に陥る人が少なくありません。でも、それは残念ながら逆効果。自分の話ばかりでは、相手との距離は全然縮まりません。

 
 それよりも「相手の話を熱心に聞く」ほうが断然いいです!  女性は自分の話に共感してくれて、「うん、うん」と肯定してくれる包容力のある相手にこそ、好感を持つものです。
 
嫌われる人の話し方4:
 
上から目線でアドバイスをする
 
 ちょっと親しくなると、相手から、仕事や人間関係の悩みを打ち明けることもあるかもしれません。そこで「ああ、そういう場合はね、○○しなきゃいけなかったんだよ」「そんなことではまだまだだね」という感じで、上から目線のアドバイスをしてしまう人がいるんです。これはかなりのNGポイント。
 
 相手は「解決」を求めているのではなく、「ただ話を聞いてほしいだけ」ということも多いものです。この場合は、親身になって聞いてあげてください。「どうしたらいいと思う?」などと聞かれたらはじめて、自分の意見を言えばいいと思います。
 
嫌われる人の話し方5:
 
目をほとんど合わせない
 
 たとえば、男女ともよくあるのが、「ほとんど相手の目を見ない人」。きちんと目を合わせず、目が泳ぐ人がいます。これもあまり印象はよくありません。
 
嫌われる人の話し方6:
 
話を聞いているときに体を揺らす
 
 これは残念ながら女性に多いのですが、相手の話を聞いているときに体を揺らす人がいます。これをされると、相手は「自分の話に興味がないのかな」と不安になってしまいます。
 
 リアクションを少しオーバーにすることはいいと思いますが、それと「体を揺らしながら話をする」のは、まったくの別物。「会話の船酔い」になってしまうので要注意です。
 
嫌われる人の話し方7:
 
笑顔がない
 
 相手に「ぶっきらぼう」という印象をもたれる、という悩みもよく耳にしますが、これはたったひとつのことで解決します。それは「笑顔」。うまく会話する必要など何もないのです。つねに笑顔をたやさず、相手の話に共感して聞くことを心がければ、少々お顔がいかつかったとしても、決して「怖い」などという印象を与えることはありません。
 
嫌われる人の話し方8:
 
店員に偉そうな態度をとる
 
 女性に対しては優しいのに、レストランやカフェの店員さんに対して偉そうな態度を取る人がいます。「あ、これ持ってって」とアゴで示したり、「早くしろよ」などと文句を言う。同様にタクシーの運転手さんに「○○行って!」「あ、その信号手前でいいや」などと横柄な言い方をする人。
 
 女性にしてみれば、この瞬間に「この人、ないわぁ」ってなっています。人間性はこういうところで出ます。でも意外とこういう人、多いので、気をつけてくださいね。
 
嫌われる人の話し方9:
 
店で大きな声で話す
 
 カフェやバーなどで声高に話している女性を見かけることがあります。その人に声量があるということではなく、周りに合わせて音量が調節できない人。静かなお店のカウンター席で、「私は意外と読書するのが好きで~、百田尚樹さんが好きなんだけどぉ」などといった具合。これはKYな感じがしてしまいますね。
 
 会話が楽しくてつい声が大きくなってしまうこともあるでしょうが、場をわきまえることも大事なマナーだと思います。
 
嫌われる人の話し方10:
 
スマホいじり
 
 最近よくあるのが、話の最中にスマホをいじったりのぞき込んだりする人。「この人、オレに興味がないのかな」「自分の話が面白くないのかな」と思われてしまいます。
 
 スマホは自分だけで見るのはNGですが、話題にのぼったことを2人でネットで調べるとか、SNSの相手の投稿を見て、「この記事、面白いね!」「楽しそうな写真だね~」など相手の記事をほめるという使い方をするのはいいと思います。

 生き方の規範ってみんなよく似ているんだね。
 
 
 

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