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楽器の脇役が活躍する音楽

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 音楽には、楽器では脇役と呼ばれているものや、楽器ではないものが演奏に加わり楽しませてくれるものがある。
 
 今回はそんな音楽の特集をしてみた。楽しい曲が多いよ。
 
拍子木
 
冨田勲/NHK「新日本紀行」テーマ曲 祭りの笛(1969年)
ルロイ・アンダーソン/そり滑り(1948)
 
イメージ 1「新日本紀行」は、1963から1982まで18年半続いたNHK総合テレビで放送されたテレビ番組。制作本数は計793本にのぼる。
 
 日本で初めての本格的な紀行番組NHKアナウンサーが日本各地の原風景を訪ね、それにナレーションインタビューを加えるという体裁を取り入れた。
 
 拍子木(写真)の音が印象的なテーマ曲は冨田勲が作曲した。
 
「そりすべりSleigh Ride)は、アメリカの作曲家ルロイ・アンダーソンが作曲した管弦楽曲である。1948の作品であり、ブルー・タンゴ以前の作者の代表作の一つである。
 
 曲の最後では、トランペットのバルブを半押しにして吹き込むという特殊奏法によって、ウマの鳴き声が表現される。
 


板ムチ/鞭
 
ストリングス パープル・クリスタル/「赤穂浪士」テーマ曲(1964年)
デイブ・ディー・グル―プ/キサナドゥーの伝説(1968年)
 
NHK大河ドラマ「赤穂浪士」は主演長谷川一夫大石内蔵助)。山田五十鈴(りく)、中村賀津雄(現・中村嘉葎雄)(大石主税)など。
 
イメージ 2 ここでは、芥川也寸志のテーマ曲も話題となった。この曲は芥川が新東宝映画たけくらべ1955年)の主題曲を使い回ししたものだったが、ムチ(写真)によるビシッ、ビシッという音が討ち入りの厳しさを感じさせ、視聴者の共感を得て、レコードも発売された。現在でも「忠臣蔵といえばこの音楽」というイメージが定着している。(Wikipedia参照)
 
キサナドゥーの伝説」 ( The Legend Of Xanadu)は、1968年、イギリスの5人組バンド、デイヴ・ディー・グループが発表した楽曲。
 
 フラメンコ調のギターの調べから始まり、トランペットも入ったグループが得意としているエキゾチックな曲に仕上がっている。また曲中にの音が鳴っているが、ライブでこの曲を演奏する時はボーカルのデイヴ・ディーが鞭を鳴らす仕草をしている。
 
 日本のグループ・サウンズのバンド、ザ・ジャガーズがカバーしてヒットしている。
 


金床/鉄砲
 
ヨーゼフ・シュトラウス/鍛冶屋のポルカ(1869)
ヨハン・シュトラウス2世/ポルカ「狩り」(1875年)
 
イメージ 3鍛冶屋のポルカ」(Polka Francaise Op.269)は、ヨーゼフ・シュトラウス(1870年、42歳で没、写真右が作曲したポルカ・フランセーズである。
 
 ヨーゼフ・シュトラウスは、「ワルツ王」ヨハンシュトラウス2世の弟。
 
イメージ 4 (かなとこ)(写真左)を用いることで知られる。
 
 1869金庫メーカーのヴェルトハイム商会が、耐火金庫2万個の製造を記念して、舞踏会と花火大会を催した際に、ヨーゼフが商会からの依頼で作曲されたポルカである。ヨーゼフは金庫を製造した鍛冶職人を讃えて、打楽器に金床を加えたという。
 
イメージ 5狩り」Auf der Jagd Op.373)は、ヨハン・シュトラウス2(1899年、73歳で没、写真)が作曲したポルカ
 
 1875に作曲されたオペレッタウィーンのカリオストロ』の中の「おお、私の駿馬よ」から引き出して作曲された。また、前作のポルカ「お気に召すまま」作品372という作品もこのオペレッタの中の六重唱の旋律から採られた。
 
 シュトラウス2世は自作のオペレッタからワルツやポルカなどを編曲して舞踏会に供することが多かったという。このポルカは、ホルントランペットによる狩りの合図が鳴り、鞭の音や鉄砲の音まで加わるという爽快な速いポルカである。(Wikipedia参照)
 


手拍子
 
ベンチャーズ/レッツ・ゴー
サンタ・エスメラルダ/悲しき願い
 


時計/タイプライター
 
ルロイ・アンダーソン/シンコペイテッド・クロック(1945)
ルロイ・アンダーソン/タイプライター(1950)
 



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