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今日から10月

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 「明日から10月【その1】」に続いて、今回は題名を「明日から10月【その2】」とするつもりだったが、今日から10月に成り言葉に偽りがあるので、前作から【その1】を除くとともに、「今日から10月」にすることにした。

 その理由は、何度もお伝えしているが、相変わらず、下書きが途中で切れて投稿できない状況が続いていることに由る。もう、違う意味で「切れ」そうだ。

 今日はその疲れのせいか、普段より30分遅く目が覚めた。それでも台風の影響で、まだJRは止まっている。取りあえず、最寄り駅まで行こうとすると、妻が「走り始めたようだ」という。

 まだ5時台なので電車は混んでいなかった。それでも想像はしていたが、仕事場のマンションに着くと、いかに強風だったかを思い知らされた。

 マンションの廊下と階段、建物の周りはこれまで見たことのないほどの木の葉のゴミ。に埋もれ、まるでゴミ屋敷のようになっている。植栽の生垣の木は5本も倒れて、ビックリ。

 昨日は一日中悪戦苦闘のブログ作り。今日は掃除三昧。自分に、「お疲れさん!」

 さて、そろそろ本題へ。

秋の空

 空に浮かぶ雲は季節により大きな変化がある。今日は台風一過で、秋空だ。「秋は空が澄んで、雲の位置が高い。雲好きにはたまらない季節」だ。

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 「天高く馬肥える秋」という言葉がある。

 秋は青い空が澄み渡り、上層雲(写真)である巻雲(すじ雲)、巻積雲(いわし雲、うろこ雲、さば雲)、巻層雲(かすみ雲)が中心となり、空が高くなるのが特徴だ。

 これは、夏は太平洋高気圧で湿った空気中の水蒸気に光が乱反射して白っぽく見えるのに対し、秋は移動性高気圧の乾いた空気のために澄み渡り、いつもより上空の雲までよく見えるからだ。

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 だから、秋の月が美しく見え、お月見にも最適な時季なのだ。(写真)

 最近、通勤時は空を見上げることが多くなった。今日も良い日であるように天に祈る。写真は自分がスマホで撮った最近の空。

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 ところで、秋は、低気圧と高気圧が日本の上空を交互に通るため、お天気が変わりやすく、これを変わりやすい人の心になぞらえ、「男心と秋の空」「女心と秋の空」と言うようになった。

吉田拓郎/となりの町のお嬢さん【娘心と秋の空】(1975年)


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 元は「男心と秋の空」と言われていたのが、大正デモクラシーで女性の地位が向上すると、恋愛の価値観も変わり、当時、一世を風靡した浅草オペラで、風の中の 羽のように いつも変わる 女心…と歌うヴェルディ作曲の歌劇「リゴレット」第3幕の「女心の歌」が大ヒット。以来、「女心と秋の空」と言われるようになったという。
 
ルチアーノ・パヴァロッティ/歌劇「リゴレット」より「女心の歌」


野の花

 春に比べ、秋の花は少し地味だ。野の花が多いイメージがある。

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秋の七草

 その代表が「秋の七草」(写真) だが、「春の七草」と違い食べたりするものでは無く、お粥に入れて食べられない。咲いているさまを鑑賞し愛でるもので、秋の野に咲く花を指している。
 
 秋の七草の覚え方は、「ハギ・キキョウ/クズ・フジバカマ/オミナエシ/ オバナ(ススキ)・ナデシコ/秋の七草」と、五・七・五・七・七のリズムに合わせて、歯切れ良く口ずさむことだ。

 実は、秋の七草というが、夏の花が多い。

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 暦の上で立秋といえば、8月初旬なので、8月に咲く花が秋の花といっても差し障りは無いが、特に桔梗(写真)は、6月下旬から咲き始めるので秋の花というのは、不自然である。

研ナオコ/アザミ嬢のララバイ(1975年)【夏は菜の花 秋は桔梗


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 秋に一番見かけるのが、ススキ(芒、尾花、茅、写真) だろう。イネ科で、以前は茅葺屋根の材料や家畜の餌として使われていた。月見の飾りにハギと共に供えられる。花札の8月の札。

 「幽霊の正体見たり枯尾花」枯尾花は枯れたススキのことだ。

五木ひろし/千曲川【秋の風立つすすきの径よ】(1975年)


 ところが、この秋の七草が今絶滅の危機にあり、ピンチなのだ。

 秋の野に出てもこれらの花を見かける事が少なくなっている。桔梗絶滅危惧種藤袴準絶滅危惧種として登録されている。

ダ・カーポ/野に咲く花のように(1983年)


アスファルトに咲く花

 最近、朝の通勤時、アスファルトの道の真ん中に咲いているを見つけた。まさかと思い、一旦はその横を通り過ぎたが、驚いて元の場所に舞い戻って写した写真がこれだ。

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 ちょうど、岡本真夜「TOMORROW」アスファルトに咲く花のように…と、鼻歌まじりに歌っていたときだけに、驚きもなおさらだった。

岡本真夜/TOMORROW(1995年)
 

 それが、翌日その場所を探してみたが、どこにも花は見当たらない。ひょっとすると、誰かが花を引っこ抜いてそこに置いたのかも知れない。-よく見れば良かったかも。
秋の花

 こんな花が秋咲く花だ。

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 彼岸花
 
 秋の彼岸と時を同じくするかのように開花する彼岸花(Lycoris radiata)は別名、リコリス曼珠沙華と呼ばれる。全草有毒な多年生の球根性植物。散形花序で6枚の花弁が放射状につく。

 彼岸花は個人的には、小さいころから、気味が悪い花というイメージがあった。彼岸に咲き、墓地などによく植えられていて、「死人花」「地獄花」「幽霊花」という呼び名も影響していたのだろう。
 
 
彼岸花の記事が。
1万本の彼岸花が見ごろ 滋賀・高島市9/26、読売テレビ)

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 滋賀県高島市では秋の訪れを告げる彼岸花が見ごろを迎えている。

 琵琶湖畔の桂浜園地では、1万本以上の彼岸花が約300mにわたって群生し、赤いじゅうたんのような風景を作り出している。

 訪れた人たちは可憐な花を写真に収めながら、秋のひと時を過ごしていた。


谷真酉美/長崎物語【赤い花なら曼珠沙華】(原曲は1939年)


倍賞千恵子/あざみの歌



すぎもとまさと/吾亦紅(2007年)



 島倉千代子/りんどう峠 (1957年)



コスモス

 コスモス(Cosmos)は、キク科コスモス属の総称。秋桜アキザクラ)とも言う。

 秋に桃色・白・赤などの花を咲かせる。花は本来一重咲きだが、舌状花が丸まったものや、八重咲きなどの品種が作り出されている。本来は短日植物だが、6月から咲く早生品種もある。

 

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 山口県下関市・リフレッシュパーク豊浦で10月6日(土)から14日(日)にかけて、「第30回 豊浦コスモスまつり」が開催される。

 運が良ければ園内に咲くフジバカマに集まる「アサギマダラ」に出会える。

 リフレッシュパーク豊浦に、20種類100万本を超えるコスモスのじゅうたんが広がる。その他、コスモスの迷路、フリーマーケット、体験乗馬などのイベントを開催。

 また、人気の入浴剤作り・缶バッジ作りなど体験コーナーも充実。10月6日から8日は、無料送迎バス(JR川棚温泉駅~川棚乗馬クラブ間)・無料シャトルバス(川棚乗馬クラブ~まつり会場間)もある。

 担当者は「見て・触れて・体験して、コスモスを楽しみながらゆっくりとした時間をお過ごしください」と祭りの楽しみかたを教えてくれた。広大なコスモス畑で、グルメや手作り体験などを楽しみに山口県下関市に行こう。

山口百恵/秋桜(1977年)



 ここで切れるので、今回はこれでお終い。

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