前回の近況報告が8月25日だったので、約2ヶ月ぶりの報告である。
その間、「大きな変化があった」とまでは言いにくいが、もちろん変化は起きている。
●仕事
「マンション管理人」の仕事も4ヶ月が過ぎた。もうすっかり慣れたと言いたいところだが、まだまだ悪戦苦闘の日々だ。
ブログの巻頭の「一言メッセージ」で次のような文言を綴っているが、その通りである。(ここでは3ヶ月としている)
身体が慣れていないのか、他に理由があるのか、足腰を始めとして体中が痛く、いまだに辛い毎日が続く。
中途半端に終わらせることが出来ない性格で、一生懸命掃除をしているつもりだ。夏は熱中症にやられ、今は落ち葉が凄いのでとても大変だ。仕事が終われば上着まで汗びっしょりになり、風邪を引かないのが不思議なほどである。
ただし、最初に掲げた「清潔さで最高のマンションにする」ことと、「マンションの住民とのコミュニケーションを最高のものにする」という目標はいささかの揺らぎもない。
自己満足かも知れないが、マンションがきれいになるのは気持ちがいいし、マンションで親しい人も増えてきた。どちらもまだまだ発展途上だが、これは嬉しいことだ。
●健康
体中が痛いのとは別に、身体の異変を感じている。いつもフラフラするのだ。
10月15日の朝、家で血圧を調べると上が183あった。(下は83)次の日は173あり、病院に行った。実は心筋梗塞で手術後4年経ったが、安定しているということで紹介状をもらった7月からその病院にも行かず、薬も飲んでいなかった。
渋々10月17日にそこに行き、調べてもらったが悪玉コレステロールが多い(172)。
10月31日にはCTスキャンの検査を行い、その2週間後の11月14日に結果を聞く。
仕事は肉体労働であり、巡回など歩く時間も多く、体重は4㎏減った。1ヶ月1㎏の割合だが、これはまだまだ減りそうだ。
●生活
生活は激変した。老後の切り詰めた生活。長い間好き勝手な人生を送ってきたので、慣れるのに四苦八苦している。
食費は月2万円以内に抑えたいので、帰りがけにちょっと飲みに行くことはない。500円以内に抑えたいお昼の食事は悩むところだ。お昼の休憩時間、基本的に外出することが出来ない、電子レンジなど調理器はないというのが今の条件だ。
一番安いのは「パン」という結論に至った。しかし、このパンは食パンや菓子パンで、サンドウィッチではない。最近週刊誌などで「パン食は危険」という記事が出回っていて心配している。確かに菓子パンばかりでは身体によくないと思う。
ご飯は家で用意できる。管理室には電子レンジがないので冷たいが、「惣菜」があればいい。ところがコンビニでは思ったようなものがない。
それがファミリーマートで「お母さん食堂」(写真)という惣菜シリーズが発売されたというニュースがあり期待した。
しかし、今のところアイテムも少なく、本当に惣菜に力を入れているとは思えない。それで、昼食メニューは試行錯誤をしている。
携帯電話は失敗だった。今使っているスマホは月8,000円ぐらいだが、会社を辞めた時、ガラケーにすべきだった。それに換えるにも、一時的に中途解約手数料がかかるし、1ヶ月は新旧で二重の料金が発生する。今はどうするか迷っている。
●楽しみ
最後は、こんな状況下でささやかな楽しみをどうやって持つかということだ。
その一つは、通勤の電車で乗り換えは一度あるが、長い方の電車の「行き」の35分は朝早いので確実に座れ、「帰り」も途中からは座れることだ。その間に「読書」が出来る。
そして1週間5日勤務のうち、金曜日だけは「ゴミの回収がない」日だ。その日だけは喫茶店で「モーニングコーヒー」が飲める。たった15分だけだが心が癒されるひとときだ。
だが、それもコンビニで100円コーヒーをイートイン(写真)で飲めるのを知ると、それもいいかと思ってしまう。
やはり究極は、長い時間拘束される「今の仕事」に楽しみを見つけることになってしまう。
ちょっとしたことでもいい、毎日新しい発見をすること、これを求めて46年間働いてきた。これは今でも続いている。一見単調に見える仕事でも毎日変化はある。今の仕事は辛いことも多いが、新しい発見の連続である。
マンションには若い家族が多い。目の前の道路は、小学校がすぐ近くにあり通学路でもある。何時の時代でも子どもは本当に可愛い。今は子どもとあいさつを交わすのが一番の幸せかな。
最近、小学生の女の子たちがこんな歌を歌いながら学校から帰っているのを見て驚いた。
倍賞千恵子/かあさんのうた(1956年)
こんな歌、学校で教えてくれるのだろうか。ホッコリした気持ちになったのは言うまでもない。