今年に入って1ヶ月、近くを散歩する程度でほとんど人にも会わず気分が塞いでいた。
客は自分を入れて6人。一人だけ30代の男性だったが、女性の2人を含みほとんど同世代だ。おまけに美人ママも自分と歳は一緒。曲も自ずと似たような傾向になる。
おまけに風邪を引いたようで1週間寝込んでいて、いろんな面で弱気になっていた。
それで、夕刻に急に思いついて2月8日(水)、以前から行きつけの八王子のスナックに、1カ月ぶりに出かけた。
それでもエンジンがかからずぎこちなかったが、そこで時々会う飲み友達が何人かやって来て、だんだん気持ちがほぐれ、最後は話も弾み楽しいひとときになった。
歌も歌う気がなかったが、ママが歌いやすいように気を使ってくれ、このデュエット曲からスタートした。
島倉千代子&守屋浩/星空に両手を(1963年)
客は自分を入れて6人。一人だけ30代の男性だったが、女性の2人を含みほとんど同世代だ。おまけに美人ママも自分と歳は一緒。曲も自ずと似たような傾向になる。
ムード歌謡や、青春歌謡、フォークソングなど。だんだんピッチが上がってきた。これはデュエット曲だが一人で歌った。
ロス・インディオス&シルヴィア/コモエスタ赤坂(1968年)
女性客の内の一人が「帰れない人」を歌ったので、井上陽水(現在68歳)の話題で盛り上がる。
<SIDE A>
1.あかずの踏切り 2.はじまり 3.帰れない二人 4.チエちゃん 5.氷の世界 6.白い一日 7.自己嫌悪
1.あかずの踏切り 2.はじまり 3.帰れない二人 4.チエちゃん 5.氷の世界 6.白い一日 7.自己嫌悪
<SIDE B>
1.心もよう 2.待ちぼうけ 3.桜三月散歩道 4.Fun 5.小春おばさん 6.おやすみ
1.心もよう 2.待ちぼうけ 3.桜三月散歩道 4.Fun 5.小春おばさん 6.おやすみ
LPの中では「心もよう」がシングルとしても大ヒットしたが、自分は「桜三月散歩道」が一番好きだ。
他の客は知らなかったようだが、その女性客はこの曲を知っていて、一緒に歌おうという。
井上陽水は声が高いので、自分の声質ではなかなか難しい。また、セリフが苦手だ。でもチャレンジしてみた。もちろん及第点は取れなかったが、楽しく歌えた。
井上陽水/桜三月散歩道(1973年)
久しぶりの曲も聴いた。もう一人の女性客だが、当初は誰の歌か分からなかった。
作詞:安井かずみ、作曲・編曲:川口真による楽曲で、槇みちるのシングル「鈴の音がきこえる」(1969年)のB面として発売された。
1971年、中尾ミエの「片想い」が発売されたが、特に話題にもならずそこそこで廃盤になってしまった。だが発表された6年後の1977年に札幌の有線放送でこの曲が急上昇。これが切掛けとなり、急遽再発売。オリコンチャートも28位まで上昇、TOP100に36週も登場するロングヒットを記録。最終的には30万枚のヒットを記録した。(Wikipedia参照)
中尾ミエ/片思い(1971年)
いつも金曜日に来る男性客が珍しく水曜日に来て相変わらず歌いまくっていた。
最近、彼が良く歌う曲だが、AKB48のイメージが変わるなかなかいい歌だ。
AKB48/365日の紙飛行機 (2015年)
これは、最近いつも歌う定番曲。さだまさし作曲のせいでちょっと歌が長いが、これを歌って自分を鼓舞している。
「加山雄三とザ・ヤンチャーズ」は、2010年にデビュー50周年を迎えた加山雄三が、彼を慕う友人と結成した。
写真左から、南こうせつ(67歳)、谷村新司(67歳)、フォークの女王・森山良子(68歳)、若大将・加山雄三(79歳)、さだまさし(64歳)、THEALFEE【桜井賢(61歳)、坂崎幸之助(62歳)、高見沢俊彦(62歳)】による日本を代表する豪華アーティスト8名の新ユニットである。
加山雄三とザ・ヤンチャーズ/座・ロンリーハーツ親父バンド(2010年)
ジャン・ポール・マルティーニ(1816年、74歳で没)作曲の、18世紀の古典的なシャンソン「愛の喜びに」(Plaisir d'Amour)のメロディを元に作曲された。
全米1位は獲得できなかったが、プレスリーの代表的なバラードの一つとして知られ、後年、コリー・ハートや、UB40、A*Teen等のアーティストによるカバーでもヒットした。
彼の主演映画『ブルー・ハワイ』で使用され、1970年代のプレスリーのステージで、クロージング・ナンバーとして歌われることが多かった。
彼の主演映画『ブルー・ハワイ』で使用され、1970年代のプレスリーのステージで、クロージング・ナンバーとして歌われることが多かった。
日本語訳の歌詞は次の通り
賢い人は 愚か者はあわてて行動に走ると言う でも君を好きにならずにはいられないんだ 思い留まろうか それは罪なことなのか もし君を好きにならずにいられないとしたら
川が必ず海に流れて行くように 愛しい人よ そうなってゆくんだよ 物事には定められていることもあるんだ 僕を受け入れて 僕の人生も受け入れて欲しい だって 君を好きにならずにいられないんだから
ところで、恋はするのではなく、落ちる(fall in love)ものだという。
恋なんて望んでもいないときに思わぬ出会いがあり、こんなことが私の身に起こるなんて!と思っているうちに、恋におちているから、恋はステキなのだ。
正に恋はするものでなく、おちるものだという証明である。
恋をしたいばかりに、出会いを求めてあがくのは哀しいし、みっともない。無様でも美しいとか、捨て身の潔さというものを、私は尊いと思っているが、こと恋という目的を漠然と追いかけることはヤメた方がいい。
大事なのは、恋がしたいと、漠然と願うことではなく、恋におちうる感性を持ったオトナであることだ。
エルビス・プレスリー/好きにならずにいられない
(Can't Help Falling In Love )(1961年)
(Can't Help Falling In Love )(1961年)
その後、6名の団体客が来たので、みんなこの際に退散する。
帰るときの定番曲はこれだ。
実父・陸奥明が作曲し、「エレジー(悲歌)の女王」と呼ばれた菅原都々子(現在89歳、写真)が歌った「月がとっても青いから」(1955年)。100万枚以上売れた大ヒット曲だった。
菅原都々子さんは、第1回NHK紅白歌合戦に出演した最後の存命者で、今でも老人福祉施設にボランティア活動を行っており、にっぽんの歌や思い出のメロディーに定期的に出演している。
菅原都々子/ 月がとっても青いから(1955年)
帰りは午前様になったが、これで気分がすっきり晴れた。やはり家に引きこもっていてはいけない。
いずれにしても今後のことについては来週末に迫った引っ越しの後からゆっくり考えていきたい。
それにしてもブログタイトルが「♪♪中高年の中高年による中高年のための音楽♪♪」なのに、最近はすっかり音楽の記事が減っている。
いつの間にか自分のブログ画面ではこのタイトルが見えなくなっている。以前は確か画面の上の位置・赤い囲いの場所にあったはずだ。ちなみにスマホではタイトルが見える。
それで音楽に対する意識が薄れたというのは言い訳だろうか。最近はあまり音楽を聴かなくなっていた。
ようやく、再び音楽に目覚めてきた。