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津軽富士(岩木山)

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イメージ 7 世界文化遺産の一つ・日本を代表する山・富士山を初めて見たのは、高校三年生の修学旅行のとき、東京方面に向かっていた新幹線の中だった。
 
 突然、富士山が車窓に広がる。噂にたがわぬ雄姿。歓声とともにみんなワッと窓に群がったものだ。(写真)
 
 富士山は標高3,776m。独立峰のため、東京など遠くから眺めることが出来るが、一番綺麗に見えるのは今の時期。冬場の晴天率が高い2の午前中が一番いいという。
 
新幹線から見る富士山
 
 新幹線の車窓からきれいな富士山が見たい!!によると、新幹線は、新大阪・名古屋方面から東京に向かう時も、東京・新横浜方面から名古屋・新大阪・九州方面に向かう時も富士山が見える座席はE席(窓側) 
 
 東京駅から出発して富士山の見えるポイントに到達する時間はどの列車でもほぼ同じ。
 
 新幹線のぞみ号の場合、時間の目安は、東京駅から45分後三島駅(通過)から3分後 になる。天気が良ければ、三島駅の手前から富士山が見えるので、本番(新富士駅周辺)で撮影する前に、三島駅手前で練習するのが良いとのこと。
 
 新大阪駅からは1時間35分、名古屋駅から40分、静岡駅(通過)から5分なのだそうだ。
 

 
郷土富士
 
 ところで、日本各地は「~富士」と呼称される山が数え切れないほどある。その多くは山容が富士山に似ていることによるが、歴史的に富士山と何らかの関係がある山やその土地を代表する山にも「富士」を付したものがある。
 
 これらの山を「郷土富士」と呼ぶ。有名な山を図にしてみた。
 
イメージ 8

 その中で有名な山の双璧は、津軽富士(岩木山)薩摩富士(開聞岳)だろうか。
 
 今回は、多くの歌で歌われて親しまれている津軽富士(岩木山)を紹介してみたい。
 
津軽富士(岩木山)
 

イメージ 1 岩木山(いわきさん)は青森県弘前市および西津軽郡鰺ヶ沢町に位置する標高1,625­mの成層火山。山頂部は、岩木山・鳥海山・厳鬼円錐形の山容から津軽富士とも呼ばれるほか、しばしば「お」をつけて「お岩木(山)」あるいは「お岩木様」とも呼ばれる。津軽平野のどこからでも見ることができる独立­峰で青森県の最高峰。日本百名山­に選定されている。山(岩鬼山)の3つの峰で形成されている。(写真)
 
 
 円錐形の山容から津軽富士とも呼ばれるほか、しばしば「お」をつけて「お岩木(山)」あるいは「お岩木様」とも呼ばれる。津軽平野のどこからでも見ることができる独立­峰で、青森県の最高峰。日本百名山­に選定されている。
 
イメージ 2 作家の太宰治はその山容を「十二単を拡げたようで、透き通るくらいに嬋娟たる美女」と喩えている。富士山と同様に、古くから山岳信仰の対象とされ、山頂には岩木山神社の奥宮(写真)が置かれた。江戸時代には弘前藩の鎮守の山とされ、歴代の藩主が岩木山神社に寄進を行ったため、その社殿は荘厳なものとなり、奥の日光」とも呼ばれた。(Wikipedia参照)
岩木山を歌った曲
 
美空ひばり/リンゴ追分(1952)お岩木山のてっぺんを)
 
 

イメージ 3 
「リンゴ追分」(1952年)は元々、1952年4月にラジオ東京(現TBSラジオ)の開局を記念して放送されたラジオドラマ『リンゴ園の少女』の挿入歌として製作され、同年11月に『リンゴ園の少女』が当時15歳だった美空ひばりの主演によって映画化された際にも、本楽曲が主題歌として使用されたもの 。(写真)

 当時としては戦後最大の売り上げとなる70万枚を売り上げ、最終的には130万枚の売り上げを記録するミリオンセラーとなった。これは美空ひばりの全シングル売り上げの歴代5位となっている。

イメージ 4イメージ 5 本楽曲の舞台となった青森県弘前市りんご公園には本楽曲の歌碑写真左)が建立されており、弘前市では毎年5月に「全日本リンゴ追分コンクール」が開催されている。
写真右は岩木山を望むリンゴ園)
松村和子/帰ってこいよ(1980)お岩木山で手を振れば)
 

千昌夫/津軽平野(1984)お岩木山よ見えたか親父)
 

細川たかし/望郷じょんから(1985)お岩木山よ花咲く頃は)
 


三山ひろし/お岩木山(2015) 
 

イメージ 6 山よ!山よ!お岩木山よ あの娘のかわりに聞いてくれ…」 いきなりサビから始まったような歌い出しが印象的だ。
 
 三山ひろし(35歳、写真)の歌声は人に安心感を与えることから、ビタミンボイスと呼ばれている。
 
 発売から7カ月で演歌では異例の10万枚の売り上げを記録。そして昨年は念願のNHK紅白に初出場を果たした。
 
 「男の山には 道などないが 歩いたところが道になる…」 自分の人生と重なるのか、中年男性がカラオケでよく歌っている。
 
 歌の主人公はさまざまな気持ちをお岩木山に語りかけている。
 
 「山よ!山よ お岩木山よ おふくろがわりに聞いてくれ…人生峠の苦労坂…」(日刊ゲンダイ「橋本テツヤ あのヒット曲を追っかけろ!」参照)
 
 
 
 
 
 

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