~の女王(Queen)という名のつくものは多い。
越前会の女王という女性もいたネ。
女王は、一般に、「王」のうち女性であるもの、又は男性の「王」に相当する女性の地位を指す。
写真右のオランダ・ベアトリクス女王(77歳)は、2013年息子のウィレム=アレクサンダーに王位を譲り、自らは王女となった。(Wikipedia参照)
そして、ある分野で最も実力・人気がある女性、あるいは優れたものに、ある言葉につけて「〜の女王」と呼ばれる。
拙ブログでも「~の女王」と云う言葉をたくさん使ってきたので、調べてみたが、あるは、あるは! 以下、列記する。なお、青字下線付きは当該女王を紹介したブログ。(*YouTubeが削除されている記事が多いのでご了承下さい
)

<日本>
・スキャットの女王…伊集加代 スキャットの女王 伊集加代
・元祖CMの女王…楠トシエ 元祖CMの女王 楠トシエ
・CMの女王…松田聖子 CMの女王、第888話:松田聖子の歌 番外編
・フォークの女王…森山良子 加山雄三とザ・ヤンチャーズのメンバーの歌
・バラードの女王…高橋真梨子 高橋真梨子
・ムード歌謡の女王…松尾和子 戦後の男女デュエット曲(~1960年代)
・ポップスの女王…弘田三枝子 1962年の日本の歌
・タンゴの女王…藤沢嵐子 日本人が歌うタンゴ
・冬の女王…広瀬香美 冬の曲:その2
・エレジー(悲歌)の女王…菅原都々子 菅原都々子
・ブギの女王…笠置シヅ子 楽しい曲【国内編】
・恋愛歌の女王…ユーミン(松任谷由美)
・失恋歌の女王…中島みゆき 第939話:ユーミンと中島みゆき(1)
・海外ご当地ソングの女王…庄野真代 第868話:世界の都市の歌 日本の歌手編
・歌謡界の女王…美空ひばり 第308話:船と港の歌、神奈川のおきて【その4】横浜
・チャイナ・メロディーの女王…渡辺はまこ 夜更けの歌【その2】
・ご当地ソングの女王…水森かおり 第575話:ご当地ソング考 その2、ひとり旅
・学園祭の女王第一号…太田裕美 第247話:レコード大賞新人賞のアイドル女性歌手
・ブルースの女王…淡谷のり子
・二代目ブルースの女王…青江三奈 日本のブルース、日本のご当地ソングのブルース
・ショッピングの女王…中村うさぎ 冬の政治
・テレビドラマの女王…池内淳子 第664話:今年亡くなった有名人
・トレンディードラマの女王…浅野ゆうこ レコード大賞新人賞のアイドル女性歌手
・Tバックの女王…飯島愛 第528話:タレントに転身したAV女優
・ボーリングの女王…中山律子 第421話:化粧品CM
・筑紫の女王…柳沢白蓮 日本の美女
<海外>
・ユーロの女王…シニータ 第175話:ディスコ「Boy」の曲
・カントリー&ウェスタンの女王…ロレッタ・リン カントリー・ミュージックの3人娘
・フォークソングの女王…ジョーン・バエズ 第123話:反戦フォーク
・ハスキー・ボイスの女王…ボニー・タイラー ハスキー・ボイスの歌手【海外編】
・スキャットの女王…ダニエル・リカーリ 第927話:スキャットの曲
・ワルツの女王…パティ・ペイジ ワルツの女王」パティ・ペイジさん死去、ボレロ
・ポップスの女王…カイリー・ミノーグ 第63話:オーストラリアが生んだ歌姫
・ディスコの女王…ドナ・サマー 第56話:ミュンヘンサウンド
・イエ・イエの女王…シルヴィ・バルタン 第39話:フレンチ・ポップス
・カンツォーネの女王…ミルバ 第952話:外国人が日本語で歌う日本の歌
・ポップの女王…マドンナ 第616話:愛があれば年の差なんて?海外編、マドンナ
・韓国歌謡界の女王…バティ・キム 第412話:韓国メロディその2
・韓国演歌「トロット」の女王…チュ・ヒョンミ(周美)チュ・ヒョンミ(周美)
・トロット・クイーン…チャン・ユンジョン(張允瀞) チャン・ユンジョン(張允瀞)
・エレジーの女王…イ・ミジャ(李美子) 韓国のイメージ【その3】
・涙の女王…チ・ジエウ 韓国のイメージ【その1】
映画や音楽ではこんなものがある。
音楽はテオ・ウスエリが担当。蜂の世界を人間に当てはめた「女王蜂」は、その当時は問題シーンを編集してやっと公開に漕ぎ着けたという過激なもので、念願の子供を身篭った時には夫は昇天してしまうという内容の映画。
映画「女王蜂」同名主題曲(1963年)
・映画007シリーズ「女王陛下の007」(1969年)(第327話:ジョン・バリー、私が愛した007映画)
また1969年公開、ピーター・ハント監督のアクション映画。007シリーズ第6作。ジェームズ・ボンド役をジョージ・レーゼンビー(現在76歳、写真)が演じた唯一の作品である。
ジョン・バリー・オーケストラによる「女王陛下の007」がメイン・テーマとなり、ルイ・アームストロングの歌う「愛はすべてを越えて」(We have all the time in the world)」が挿入歌だった。
ジョン・バリー/映画「女王陛下の007」挿入歌「愛はすべてを越えて」
ディズニー史上初のダブルヒロイン、雪と氷の魔力を持つ女王エルサ、そのエルサと王国を救うため冒険の旅に出る妹アナ、この2人の姉妹を軸に、真実の愛が描かれるストーリーである。
イディア・メンゼル/映画「アナと雪の歌」挿入歌「レット・イット・ゴー」
・レーモン・ルフェーブル「シバの女王」(1968年)(心が癒されるイージーリスニング【弦楽器編】、シャンソン歌手以外が歌うシャンソン、フランク・プウルセルとレーモン・ルフェーブル…)
「シバの女王」(La Reine de Saba)は、1967年フランスのシンガーソングライター、ミッシェル・ローランの自作曲。レーモン・ルフェーブルの演奏と、グラシェラ・スサーナのヒット曲「サバの女王」として知られる。TBSラジオの深夜番組「白石冬美・野沢那智のパック・イン・ミュージック」で長くエンディングテーマとして使用された。
同院卒業後、フランク・プゥルセル楽団でのピアニストを経て、1956年9月に女性歌手ダリダのデビュー曲『バンビーノ』の編曲と伴奏指揮を担当、レイモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラ(Raymond Lefèvre et son Grand Orchestre)としてのスタートを切る。
1968年「ばら色の心」「シバの女王」が大ヒットし、この2曲が全米ヒットチャートにもチャートインしたことにより、その名が知れ渡る様になる。
シバ王国の支配者で、ソロモンの知恵を噂で伝え聞き、自身の抱える悩みを解決するために遠方の国家からエルサレムのソロモン王の元を訪れ、大勢の随員を伴い、大量の金や宝石、乳香などの香料、白檀などを寄贈したとされる。
新約聖書ではこの名での言及は無いが、代わりに「地の果て」からやって来た南の女王(Queen of the South)と表現される。
その統治期間はソロモン王とほぼ同時期の紀元前10世紀頃と推定される。シバ王国の所在については有力視される2つの説があり、エチオピア説によればその名をマケダ(あるいはマーキダ)と呼び、イエメン説によればビルキス(あるいはバルキス)と呼ぶ。ただし、両説ともこれを裏付ける考古学的発見は未だ皆無である。
レーモン・ルフェーブル/シバの女王(1968年)
ジョディ・ミラー/クイーン・オブ・ザ・ハウス(1965年)
アマンダ・レア/クイーン・オブ・チャイナタウン(1977年)
スッぺ作曲・喜歌劇「スペードの女王」(Pique Dame)序曲
ボーカルのフレディ・マーキュリーが「我が国は女王の国だしクィーンという名前にしよう」などと提案したそうだが、真相は彼が同性愛者だから、そう名づけたのだそうだ。英語で「QUEEN」は、同性愛者のことを指す言葉でもあるのだとか。
フレディ・マーキュリー/アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラブ・ユー(1985年)