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商談の方法について

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 今年のシルバー・ウィークは久しぶりのブログ三昧だった。これまで8作、これで9作目だ。
 
 特に何か心境の変化があったわけではない。いつも給与前になると金欠で、今月は特に厳しかったので、この5連休はとても助かった。ー家にじっと閉じこもっていればよい。
 
 この間はほとんど外出していない。それでも今日はプロ野球・広島VSヤクルトを見に行く。神宮球場、今年4回目だが予告先発投手を見て驚いた。4戦ともカープの先発が黒田投手なのだ。13時スタートのデーゲームなので、11時頃出発予定である。
 
 カープも後がない。ここは踏ん張って欲しい。これまで観戦して3勝1敗なのでゲンはいいのだが…。
 ところで、1週間に3回朝礼で喋っている。その他、部内では毎日朝礼を行う。
 
 このうち2回は雑学的な内容の話をしている。普通、朝礼ネタに苦しむものだが、幸いブログのおかげで苦労をしたことがない。
 
 先週はこんな話をした。
 
 自分は、会社の中では多分一番来客が多いと思う。
 
 営業と違って、ほとんど「買う」側なので、いつもその立場を最大限に利用することを考えている。
 
 その一つは、ホームグラウンドで戦う方が絶対に強いということだ。野球でもサッカーでも勝敗表を見ればすぐに分かる。ホームがアウェイより有利であることは間違いない。
 
 もちろん、時間的な効率を考えても、来ていただいた方が良いに決まっている。
 
 出来るだけ出向くのではなく、来ていただくことだ。
 
 そして、もう一つは、どんな大きな会社が相手でも、売る方より買う方が強いということを実感させることだ。それには相見積もりなどの競争原理を入れることだろう。
 
 それでも遠くまで来ていただくには、「おもてなし」が必要だ。
 
 それには商談の成功率を高めるのが一番だが、いつも上手くいくとは限らない。
 
 来てよかったと思わせる楽しいひとときが大切なのだ。
 
 相手はほとんど年下である。過去の経験談、人生訓や雑学がここで役に立つはずだ
 
 先週は損保関係の中年男性二人がお相手だった。
 
 珍しく、結婚のことについての話題になった。結婚や恋愛のことについては拙ブログで何度も紹介したことがあるので得意分野のうちの一つだ。
イメージ 2 まず最初は、小説家・伊集院静氏(写真)の雑誌の質問コーナーでの回答から。
 
 「結婚している者はパートナーに飽きることはないかって?
 
 君ね。大好物の食べ物だって、年に一、二度しか行けない高級レストランの名物料理だって、三日も四日も同じものを食べてりゃ、誰だって飽きるでしょう。ましてや五年、十年と同じ相手と居て、飽きないわけがないでしょう。バカなことを訊くんじゃないよ。
 
 わしは仲の良い後輩で、見所があり、大人の男として、ちゃんと生きて欲しい仲間で、そいつが独身だったら、必ず言うの。
 
 『おまえさんも結婚を一度せにゃイカンヨ』
 
 とね。すると三人に一人が言い返すよ。
 
 『先輩。どうして結婚しなくちゃいけないんですか。別にしなくてもいいんじゃないんですか。結婚したら何かいいことでもあるんですか』
 
 とね。わしは即座に言い返すんじゃ。
 
 一人前の男になりたかったら、俺たちが結婚して辛い、いやな思いをしたことを、おまえさん一人がしないで済むというのは絶対に許されないから』
 
 その彼は、3度も結婚を繰り返している猛者である。

 
 恋する気持ちの高ぶりを生み出しているのは、「ドーパミン」という脳内物質である。 ところが、「ドーパミン」の大量分泌は体への負担が大きいため長続きせず、そのため「恋愛の賞味期間」はせいぜい18ヶ月~3年だという。
 
イメージ 1 インド出身のアメリカ・コロンビア大学、シーナ・アイエンガー教授(写真)のETV「白熱教室」の講義から。
 
 75が見合い結婚のインド。インドでは恋愛結婚の離婚率が50%に対し、見合い結婚の離婚率は5%。幸福度調査でも、見合い結婚は年々幸福感がアップするのに対し、恋愛結婚は結婚したときがピークで、その後は低下するだけだ。
 
 夫婦仲について、「愛欲」という本能に基づいた関係にこだわっていることが大きな原因である。
 結婚の格言
 
○結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。今考えると、あのとき食べておけばよかった。
 
○人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する。
 
○一生涯ひとりの異性を愛することは、一本の蝋燭が生涯燃えることと同じである。
 
 ここでドッと受ける。
 
 結婚を経験したことのある人にとっては身につまされるかもしれないが、面白いネタのはずだ。
 
 商談にこんな話を盛り込むのが自分のスタイルだ。
 
 だが、そんな話に朝礼の反応はいま一つだった、残念!!。
 ジョージ・ハリスン/美しき人生(1970年)
 

<歌詞>
 この気持ち、上手く言葉にできないけれど 僕はいつでも君を愛している だけど、君が僕の愛を受け入れてくれないのなら 君が振り向いてくれるまで 僕はどんなことでもしてみせる
 君の愛なしの人生なんて いったい何の意味があるんだい? 君の愛がなかったら 僕はただの抜け殻さ 僕のそばにいてくれよ
 君じゃなく、他の女の子を愛することだってできるさ だけど、君じゃなきゃダメなんだ 君が振り向いてくれるまで 僕はどんなことでもしてみせる
 君の愛なしの人生なんて いったい何の意味があるんだい?
 君の愛がなかったら 僕はただの抜け殻さ 僕のそばにいてくれよ
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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