2.加山雄三とザ・ヤンチャーズのメンバーの歌
3.街角の歌
4.ストリートの歌
5.神奈川県のおきて
6.呉海軍工廠
7.人生の贈りもの 倍賞千恵子
8.人生の贈りもの なかにし礼
9.満州
10.年をとって良いこと
しかし、連休中に投稿したのは1.シャーロット・ケイト・フォックス ゴンドラの唄と、5.神奈川県のおきてだけだった。これは、「神奈川県のおきて」に10作も費やしてしまったのも原因の一つである。
今回は、そのうちの一つで、ようやく半分の5作目、 2.加山雄三とザ・ヤンチャーズのメンバーの歌を。
「加山雄三とザ・ヤンチャーズ」は、2010年にデビュー50周年を迎える加山雄三が、彼を慕う友人と結成した。
写真左から、若大将・加山雄三(現在78歳)、フォークの女王・森山良子(同67歳)、谷村新司(同66歳)、南こうせつ(同66歳)、さだまさし(同63歳)、THEALFEE【桜井賢(同60歳)、坂崎幸之助(同61歳)、高見沢俊彦(同61歳)】による日本を代表する豪華アーティスト8名の新ユニットである。
またこれに先立ち、4月7日に加山雄三デビュー50周年記念シングル『座・ロンリーハーツ親父バンド』をリリースした。
今では完全に自分のカラオケの持ち歌と化した、この曲から。
加山雄三とザ・ヤンチャーズ/座・ロンリーハーツ親父バンド(2010年)
さだまさし作詞、弾厚作(加山雄三)作曲のこの歌は、彼らと同世代の自分に元気と勇気を与えてくれる。
<歌詞>
みんな歌おうもう一度 あの日のように声を合わせて ときめく胸 恋の歌 忘れられないあの歌 誰でもいつか年をとる 当たり前じゃないかそんなこと 大切なのは胸の炎 燃やし続けていること
歌おう恋のときめきを(恋の歌を) 若造時代に気づかない 本当の優しさや 愛や生命の重さを それぞれ色々ありまして(夢破れて) 切ないながら生き抜いて(負けない) やっとこうして 歌おう さあ今こそ 人は一人じゃない筈さ
ギター抱えて集まれば あの頃と少しも変わらない 我らロンリーハーツ親父バンド 温もりじゃ負けはしない
一度も結婚しない奴(一度目もだめ) 二度も別れた不届きな奴(二度目も) 三度転んで起き上がり(三度目もほら) また転ぶのも人生(人生)
いつかきっと笑えるさ(いつか きっと) どんなに苦しい坂道も どうにか乗り越えて 生きてきたのだから話せば長い物語(思いがけず) 運の良いこと悪いこと(それぞれ) ああ 何もかも 笑い飛ばして人は一人じゃない筈さ
ギター抱えて集まれば あの頃と少しも変わらない 我らロンリーハーツ親父バンド 元気じゃ負けはしないぜ
森山良子
彼女の一家は音楽ファミリーである。
なお、余計なことだが、長女の森山奈歩と、長男の森山直太朗は異父兄弟である。
作品がラジオで流れたのがきっかけで、19歳になった1967年に、黒澤プロダクション所属のソロ歌手として、「この広い野原いっぱい」でレコードデビュー。
森山良子/この広い野原いっぱい(1967年)
森山良子/涙そうそう(1998年)
谷村新司
泣かず飛ばずの時代が続いたが、地道なライブ活動(1974年には年間303ステージという記録が残っている)と、1975年の「今はもうだれも」のヒットを契機に、「冬の稲妻」、「涙の誓い」、「ジョニーの子守唄」、「チャンピオン」、「狂った果実」等のヒット曲を連発する。1978年には日本人アーティストとして初めて日本武道館3日間公演を成功させるなど、一時代を築いた。
独立後、1992年、加山雄三と連名でシングル「サライ」を発表。日本テレビ系『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』のテーマソングとして使用され、現在でも番組を代表する曲として歌い継がれている。
谷村新司with乃木坂46/走っておいで恋人よ(1972年)
加山雄三&谷村新司/サライ(1992年)
南こうせつ
その後山田パンダ、伊勢正三と新生かぐや姫を結成、かぐや姫解散後にソロ活動を開始した。
かぐや姫時代に「神田川」が大ヒットし、続けて「赤ちょうちん」「妹」がヒット。解散後も「夢一夜」「夏の少女」などのヒット曲を生んでいる。現在、大分県杵築市在住。妻はエッセイストの南いくよ(南育代)。
ディスク:1 1. この秋に 2. 君がよければ 3. ひとりきり 4.ペテン師 5. 赤ちょうちん 6. あの日のこと 7. マキシーのために 8. あてもないけど 9. うちのお父さん 10. 眼をとじて 11. 加茂の流れに 12. けれど生きている 13. 僕の胸でおやすみ
ディスク:2 1. 神田川 2. 雪が降る日に 3. おもかげ色の空 4. こもれ陽 5. 今はちがう季節 6.突然さよなら 7. 22才の別れ 8. あの人の手紙 9. アビーロードの街 10. なごり雪 11. 黄色い船 12. 妹 13. 好きだった人
南こうせつ/神田川(1973年)
南こうせつ/妹よ(1974年)
さだまさし
ソロシンガーになってからも「雨やどり」「関白宣言」「親父の一番長い日」「北の国から〜遥かなる大地より〜」など、数々のヒット曲を生み出す。
現在、日本で最も多くのソロ・コンサートを行った歌手でもあり、回数は実に4,000回を越えている。トークの軽妙さはテレビ・ラジオ・コンサートのMCにて大きな魅力とされている。
小説家としても活動し、『解夏』『眉山』などの作品を発表している。
弟はさだ企画社長で「日本人初のプロサッカー選手」の佐田繁理。妹は歌手の佐田玲子。長男はユニット「TSUKEMEN」のメンバーとして2010年にメジャーデビューしたヴァイオリニスト・TAIRIKUこと佐田大陸。長女は2011年にメジャーデビューしたピアノ・デュオ「Pretty Bach」のメンバーの佐田詠夢。
自らが企画した映画『長江』がヒットしたものの予算オーバーで30億円前後もの借金を作りコンサートで返済するようになったが、「借金していなければ、もっとギターも歌も下手だった。借金に救われた」と述懐している。
さだまさし/無縁坂(1975年)
さだまさし/いのちの理由(2009年)
ジ・アルフィー
THE ALFEE(ジ・アルフィー)は、1974年にデビュー。
坂崎幸之助(現在61歳、写真中)は、ボーカル、アコースティックギター(6弦・12弦・ガット)、マンドリン、パーカッション、ドラム、ブルースハープ、エレキギター(フルアコースティックギター)、ベース、ウクレレ、バンジョー、シタール、リュートギター、ドブロ・ギター、コードハープ、ブズーキ、テナーギター、ピアノ、コーラス。初代リーダー。ハーモニーが得意で、卓越したギターテクニックと合わせて、あらゆる楽器を弾きこなすマルチ奏者。コンサートではMCを担当し、司会者的な役割も担っている。
高見沢俊彦(現在61歳、写真右)は、ボーカル、エレキギター、アコースティックギター、マンドリン、ピアノ、コーラス、リーダー。ほとんどの楽曲を作詞・作曲を手掛けてきた為、「アルフィーを育てた男」等と称されている。
ジ・アルフィー/メリーアン(1983年)
ちなみに彼らの出身地は右図の通り。
ジ・アルフィー/星空のディスタンス(1984年)
Wikipedia参照