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東京都知事選挙

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 2月9日投票の東京都知事選挙の情勢が俄然面白くなってきた。
 
イメージ 1 細川護熙元首相(75歳)(写真)の参戦が確実だからである。
 
 ブログで「お気に入り」に登録している人達の論戦が盛んだ。
 

 敢えてその人たちを敵に回す必要はないのだろうが、ここで意見を述べてみたい。


 安倍政権が危険な方向に向かっていることを強く感じている。
 
 どこかで暴走に対するくさびを打たなければならない。
 
イメージ 3
 「脱原発」ではないが、昨日の新聞に瀬戸内寂聴さん91歳)(写真)が、「若い人たちのため、残りわずかな命を反対に捧げたい」と、年内に施行される「特定秘密保護法」に対して声を上げたという記事が載っていた。
 
 表面上は普通の暮らしなのに、軍靴の音がどんどん大きくなっていったのが戦前でした。あの暗く、恐ろしい時代に戻りつつあると感じます。
 
 首相が集団的自衛権の行使容認に意欲を見せ、自民党の改憲草案では自衛隊を「国防軍」にするとしました。日本は戦争のできる国に一途に向かっています。戦争が遠い遠い昔の話になり、いまの政治家はその怖さが身にしみていません。
 
 戦争に行く人の家族は、表向きかもしれませんが、みんな「うちもやっと、お国のために尽くせる」と喜んでいました。私の家は男がいなかったので、恥ずかしかったぐらいでした。それは、教育によって思い込まされていたからです…
イメージ 2 また、先週の朝日新聞土曜版beの連載記事102歳 私の証 あるがまゝ行く」で、日野原重明氏(写真)も、平和憲法を改正しょうという動きに、次の様な新年のあいさつでけん制している。
 
 (中略)中でも最も大切なのは、私の平和の願いを、将来の日本、世界をつくっていく子どもたちに確実に伝えること。つまり10歳の子どもたちと触れ合う「いのちの授業」です。
 憲法の改正手続きを定めているのが国民投票法です。これを改正しようとする与党案が通れば、4年後には投票年齢が18歳以上になります。保守政党が国会で多数派を占めてしまっている以上、近々、政府が平和憲法を改変しようとするのは間違いありません。そうなれば国民投票となり、18歳以上の若者たちにも、その決定権は委ねられます。
 

 私のミッションは、彼らが柔らかい心を持った子ども時代のうちに、平和の尊さ、命の尊さを心に刻んでもらうことです。日本を戦争のできる国にしようとする政府の動きに、ハッキリ「NO」を言える勇気を持ってもらうことです。沖縄の米軍基地を容認することでもなく、日本が戦力を持つことでもない。外交による平和を実現してもらうことです。 


 「脱原発」もその一つである。
 
 次の衆議院選挙までといって、じっと3年も我慢する必要はない。
 
 東京都知事選挙を初め、主要な地方自治体の選挙で鉄拳制裁を加えることと、支持率の低下が著しければ政権は崩壊する。
 
 1年間も閉塞感が漂っていたが、東京都知事選挙で自公の思惑を断ち切る千載一遇のチャンスがやってきたと思う。
 
 大本命の細川氏を追い落とそうとして躍起になって来る勢力があることは目に見えている。
 
 今のところ彼に対する批判は次の3つに絞られていると思う。
 
 脱原発の現実性 これはもう当たり前のことで、原発を推進することの方が非現実的である。そして地方選挙で「原発」を争点にすることの是非についても、東京都は東京電力の3位に当たる大株主であり、候補者として十分議論するだけの権利がある。
 
 高齢の問題 今年の1月14日に76歳になる。東京オリンピックでは82歳というわけだが、そもそもこのときは2期目の途中であることが前提になっているのがおかしい。1期で降りるのが普通ではないの。
 
 それを言うなら、石原慎太郎元都知事(81歳)は在任中東京オリンピックの招致活動を行ったときが2009年、リオに負けたが、もし開催が実現していたら、2016年には83歳か84歳になっていた。
 
 現在の候補者で言うと、ドクター中松氏は現在85歳。オリンピックどころの騒ぎではない年齢である。
 
 さらに追加していうと、今度、東京五輪大会組織委員会の会長に内定した元首相の森喜朗氏76歳。この方が問題ではないかね。
 
 佐川急便借り入れ問題 いいことではないが、政治家の過去を調べればホコリが出るもの。15年以上前のことであり、日本人的にはみそぎは終わったと見るべきだろう。

 脱原発でいうと、宇都宮健児氏(67歳)にも頑張って欲しいが、前回の得票を考えると当選は難しい。そして、「脱原発」票が割れないか心配だ。
 
イメージ 4 1月23日告示の東京都知事選で、立候補の方向で最終調整に入った細川護熙氏の妻佳代子氏(71歳)(写真)は11日、細川氏が14日に小泉純一郎元首相と会談すると明らかにした
 

 「日本は沈没するという危機感を、特に原発に関して持っている」とし、立候補の意向に関しては「前までフィフティーフィフティーだったんですけど、今は完全にやるって方向に傾いている印象です」と語ったという。


 ちなみに昨年の衆議院議員選挙における各党の公約の一覧は次の通り。
 
 これを見るとほとんどの政党が「脱原発」だけれども、エッそうだっけ!
 
イメージ 5
イメージ 6
 

 


 まだまだ何が起きるかわからない。東京都知事選挙には目が離せないね。
 
制服向上委員会/ダッ!ダッ!脱・原発の歌(2011年)
 


<注意>お考えの違う方の建設的なご意見は拝聴しますが、聞くに堪えないものは即削除させていただきますのでご了承下さい。
 

 

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