昨年の11月2日に拙ブログ、最近のスマホ事情で「いよいよ自分の携帯電話もスマホにしないといけないかも知れない」と最後に書いたのが、遂に現実のことになった。
とは言え、3月27日に買い替えたので、それからもう1ヶ月も経つ。会社貸与のガラケーの携帯電話が契約切れとなったので、担当者がスマホを勧め、それにしてしまったのだ。
なお、自分の携帯は依然としてガラケーである。
当初、操作は大苦戦。電話もメールもまともに使えない。画面をタッチするとすぐ反応するので、気が付かないうち間違えて複数の方に電話がかかり、ご迷惑までおかけした。
性能については、初めてなのでいいのやら悪いのやら判断がつかない。
画面は大きい。・ディスプレイ:5.0インチ HD(1280x720ドット)・CPU:MSM8926(1.2GHz)・RAM:1.5GB とある。
大分慣れてきたけれども、まだ全然使いこなしてはいない。5月連休中に特訓したいと思っている。
これは、どうやらいつものことで、マスコミが文脈を理解せず、ピンポイントだけを捉えて記事にしたようだ。立派なあいさつだと思う。(学長の入学式あいさつ全文)
ポイントの部分はこうだ。
創造性を育てるうえで、特に、心がけなければならないことは、時間的、心理的な「ゆとり」を持つこと、ものごとにとらわれ過ぎないこと、豊か過ぎないこと、飽食でないことなどが挙げられます。
自らで考えることにじっくり時間をかけること、そして時間的にも心理的にもゆったりとすることが最も大切となります。
子供の頃をちょっと思い出して下さい。子供の頃は、例えば、夏休みがゆっくり過ぎていたと感じませんか。大人になると、忙しさで、時間は走馬灯のように速く過ぎていきます。
脳科学者のデイウィッド イーグルマンさんは「記憶が詳細なほど、その瞬間は長く感じられる。しかし、周りの世界が見慣れたものになってくると、脳が取り込む情報量は少なくて済み、時間が速く過ぎ去っていくように感じられる」と言っています。
自分の時間を有効に使うために、自力で時の流れを遅くする必要があります。 そのために五つの方策が提案されていることは良く知られています。
一、学び続けること。新しい経験が得られて、時間感覚がゆっくりとなる。 二、新しい場所を訪ねる。定期的に新しい環境に脳をさらす。 三、新しい人に会う。他人とのコミュニケーションは脳を刺激する。 四、新しいことを始める。新しい活動への挑戦。 五、感動を多くする。
信州大学では、自然に囲まれた緑豊かなキャンパスでの勉学と課外活動、都会の喧騒とは無縁の落ち着いた生活空間、モノやサービスなどが溢れることのない地に足の着いた社会など、知的にものごとを考え、創造的な思考を育てる環境を簡単に手に入れることができます。先輩諸氏は、このようにして、ゆっくりとした時間の流れを作っていたのです。
皆様はどうでしょうか。残念なことですが、昨今、この信州でもモノやサービスが溢れ始めました。
スマホ依存症は知性、個性、独創性にとって毒以外の何物でもありません。スマホの「見慣れた世界」にいると、脳の取り込み情報は低下し、時間が速く過ぎ去ってしまいます。「スマホやめますか、それとも信大生やめますか」
スイッチを切って、本を読みましょう。友達と話をしましょう。そして、自分で考えることを習慣づけましょう。自分の持つ知識を総動員して、ものごとを根本から考え、全力で行動することが、独創性豊かな信大生を育てます。
最後は電話の曲を。
エドゥアルト・シュトラウス/ポルカ・電話
ちなみに、この曲の演奏の最後に携帯電話のリンガー音が鳴るという落ちが付く。
グレン・ミラー楽団/ペンシルバニア6-5000
彼が大学時代に恋をしていた彼女、ヘレンに電話をかける。「今すぐ結婚しよう。こちらの電話番号は「ペンシルバニア6-5000」。
映画「グレン・ミラー物語」(1953年)では、グレンと妻ヘレンの結婚10年目の記念日にサプライズで演奏される曲として登場する。
ポール・アンカ/電話でキッス(1961年)
シーナ・イーストン/テレフォン(1983年)
Lady Gaga&Beyoncé/Telephone (2010年)