昨日(3月30日)、66歳になった。特に感慨があるわけではないが、ブログに記録として残したいために認め(したため)た次第である。
人生の黄昏時を迎えていることは事実だろうが、まだまだ元気でいられることが有難い。
前作「黒澤映画『生きる』」ではないが、否が応でもこれからの人生のあるべき姿のことを考える。今は、残り僅かであろう会社人生を全うし、従業員・会社・地域に何らかの貢献ができたら、と思っている。
正直なところ「アンチエイジング」は意識している。老化が怖い。特に、ガンと認知症にが一番心配だ。
しかし、健康について、いろんな記事は読むが、決め手がない。毎日、好きなものを食べ、好きなものを飲んでいる。それが健康の秘訣のような気もする。
巻頭の「内容紹介」には、こんなことが書かれてある。
人間はいくら歳を取っても、心と体を使い続けることで若い状態を維持できる。一方で、高齢者になればなるほど「使わないときの衰え」は早くなり、「健康のため」と称する無理なダイエットや節制が、老化のスピードを加速させてしまう。
つまり、「がまん」ばかりの消極的な生活を送ってはいけないのである。
本書は、最新の老齢精神医学の知見をもとに「人は感情から老化する」「やせても長生きできない」「もっと肉を食べてもいい」など、アンチエイジングの”新常識”を解説。
いつまでも若々しさを保つ生き方の秘訣とは?
第一章では「老化とは何か」というテーマで、昔と比較して日本人の老化が遅くなっていることを伝えている。
例えば、漫画「サザエさん」の父親・磯野波平は原作では54歳、波平の妻でサザエさんの母に当たる磯野フネが48歳と聞いて驚く人は多いだろう。
朝日新聞朝刊で「サザエさん」の連載が始まったのは昭和26年(1951年)だそうだが、昭和の時代を通して、それほど大きな違和感はなかったように思う。
それでは、現在54歳と48歳の有名人を見てみよう。
上段が54歳、左から徳永英明、真田広之、浅野ゆう子、黒木瞳。下段が48歳、左から東山紀之、三浦和良、国生さゆり、江角マキコ。ー昔と今の若さの基準がいかに違うか、分かるというものだろう。
「老け顔」の俳優の双璧は、笠智衆(りょうちしゅう)と飯田蝶子だろう。
その後、吉川満子、岡村文子らと並ぶ松竹蒲田の名脇役女優として多くの作品に出演。女中、母親、芸妓、小母さんなどの役柄を演じた。戦後は、黒澤明監督の『酔いどれ天使』などに出演した。庶民派の老婆や、祖母を演じ、お婆さん女優として親しまれた。晩年は東宝の『若大将シリーズ』で主人公の祖母を演じて人気を得た。また、『時間ですよ』などのテレビドラマでも活躍した(写真は、映画「酔いどれ天使」のワンシーン。彼女が51歳のときのものである)
続く。(すいません、出かける支度をする時間が来てしまいました)
会社から帰って続編を載せます。お許し下さい。
