過去、動物を飼ったことがほとんどない。家にウサギとニワトリがいたことはあるが、愛玩動物だったわけではない。一度セキセイインコを飼ったが、すぐに死んで、自分に動物を飼う資格がないと思った。
実は、ウンコが大の苦手である。健康診断では検便のことでいつも気が重くなる。便を取るとき、いつも吐き気を催すのだ。
犬や猫を飼おうと思ったことがない。動物を飼うのは便の始末をネックに感じている。
しかし、周りは飼っている人が多い。ペットに心が癒される気持ちはよく理解できる。
こんな写真を見せられると、可愛いと思わないはずはない。
実は、いつか自分も癒される日が来るかもしれないという予感がしている。
犬や猫に関するブログ投稿はいくつかある。
その中の一つ、生まれ変わりたい動物:第一位ネコでは、多くの人の猫を飼っている理由が良く分かる。ちなみに、この2013年8月14日・朝日新聞土曜版beのアンケート結果では、第二位はイルカ、三位が犬だった。
簡単にまとめると、「猫は主人」、「犬は家族の一員」ということのようだ。
猫の話題について。
2015年2月24日放映で、この動画では20分ぐらいから始まる「 所さんのニッポンの出番! 日本にはなぜ猫のキャラクターが多いのか?」はとても面白い。
ここでも紹介しているい宮城県・石巻市沖にある田代島(地図)は「猫の島」と言われるほど、島内には多くの猫たちが暮らしている。
その昔、田代島では猫の行動で漁の良し悪しを判断していたと言われており、島には猫が祀られた『猫神社』がある。その『猫神社』は、2009年、国土交通省『島の宝100景』に選定された。
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犬と猫の違いによると
最初に知っておきたいこと<人間・犬・猫の違い>

犬は雑食 猫は肉食
○犬は、長い間人間と共同生活していく中で雑食性が進み、たん白質の必要量は人間より多いものの、最適な三大栄養素(炭水化物、蛋白質、脂肪)の割合は人間と全般的によく似ている。
○猫は、人間と暮らし続けていても肉食性を保ち続けたため、人間や犬に比べて蛋白質が多く必要。
また、人間や犬では、生理的に必要なタウリンや、ビタミンAなどを体内で作ることができるのに対して、猫では作ることができないため、タウリンを十分に含んだフードを与える必要がある。

○犬・猫は人間以上に塩分の摂りすぎに注意。犬は甘い物にも注意。一般的に、犬や猫が1日に摂る食塩の量は人間の1/3 程度でよいといわれている。このため、人間が普通に食べている惣菜やハム、ソーセージなどを与えてしまうと、知らない間に、塩分の摂取量が過剰となり、心臓や腎臓に負担をかけてしまうことになる。
また、猫は食べ物の甘みを感じることが出来ないが、犬は甘みのある食べ物が大好きなため、与えすぎると肥満の原因になる。

●人間は1日3食。犬・猫は1日2~4食。
○犬は、1回で1日分の量のフードを食べることが出来るほど大きい胃を持っているが、1日分のフードを1回で与えるというやり方はあまり好ましくない。与える回数が1日1回だけの場合は、慌てて飲み込んでのどに詰まらせたり、肥満になりやすいともいわれることから、成犬では1日分を2回に分けて与えよう。また、子犬の場合は、1回に食べられる量が少ないため、4回程度に分けて与えよう。犬は、目の前にある食べ物をお腹一杯になるまで食べてしまう。
○猫は、昼夜を問わずに頻繁に少量ずつ食べる習性があるため、1日分を2~3回に分けて与えるか、腐敗の危険性が低いドライフードを置き餌として使って、いつでも食べることが出来るようにしてもよい。ただし、置き餌の場合でも、常に清潔で新鮮な状態にし、衛生を保つことが重要である。
好きな食材・嫌いな食材

ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査によると、全国で飼われている犬は1,034万頭、猫は995万匹(2014年10月現在)と推計される。
犬猫をあわせると、15歳未満の子どもの数、1,619万人(総務省統計局、2月1日現在)を大きく超える。
平均寿命は犬14・17歳、猫14・82歳。7歳以上の高齢犬は全体の53・4%、高齢猫は41・9%を占める。
「ペット・ロス」という現象が身近に起きている。飼っているイヌやネコが家族以上の関係になり、亡くなったときの喪失感から立ち直れない現象だ。
高齢者のみの世帯や独居世帯では、まさに家族以上、かけがえのない“終末期の伴侶”としてペットの存在感は高まっている。
しかし相互依存が深まるあまり、外の世界との交流を絶ったり病院への通院や介護施設への入居を拒んだりする例が多発。かえって社会性を失い、高齢者の孤立が深まるという危険性がある。
さらに高齢者が亡くなった後に、長寿化したペットが取り残されるケースも増えている。
老いは誰にでも訪れる。そう、犬にだって。獣医療の高度化やペットフードの質の向上などでペットの高齢化が進み、各地で「老犬ホーム」という介護施設が増えつつあるそうだ。
犬と猫の曲を1曲づつ。
アーサー・プライヤー/口笛と犬(1905年)
ルロイ・アンダースン/ワルツィング・キャット(1950年)