今は特別な節目のときではないが、2009年3月22日から始めたブログの自分史をまとめてみた。
こんな飽き症が5年以上も続けられ、訪問者数が333,333人になったでお知らせした通り、訪問していただいた方も延べ30万人を越えた。もちろん、上には上があることは承知しているが、自分はこれで十二分に満足している。
2009年4月20日発売の樋口裕一著「読ませるブログ」(ベスト新書)(写真)。
以前、第27話:ブログの書き方その1で紹介したことがあるが、若い人向けと思っていたブログを「いや、それは違う、引き出しが多く、物事の洞察力が深くなる中高年向きである」と断言してくれたことが自分の背中を押した。
そして、「文章を書くことこそ、思考力をつけ、社会や人間を見る眼を養う最大の原動力だ」という言葉にも心が動いた。
当初は自分史を綴ろうと思っていたが、すぐに行き詰まりを感じ、音楽中心の構成に変えた。結果的にそれが長続きした原因だ。
ブログ史を振り返ってみた。

Wiki文法には苦労したが、2010年3月17日から「かんたんモード」が使えるようになり、すぐそれに飛びついた。
しかし、当初はバグが多く、いらいらして第390話:「かんたんモード」は簡単ではないと毒づいたものである。

2010年8月、パソコンのハードディスクが壊れ、バックアップを取っていなかったため、貴重なデータが全て無くなった。(第536話:PC故障)
しかし、立ち直りが早いのが自分の真骨頂。悲しみと悔いは長く続かなかった。

2010年9月、新しいハードディスクを取り寄せた際に、はっと気付いた。音楽が好きなのに、何で今までパソコンとオーディオを繋がなかったのか。
パソコンにオーディオを接続してから、ブログライフは飛躍的に楽しさを増したものだ。(第550話:PCをオーディオに繋ぐ)

これには憤慨とともに、非常に落ち込んだ。もちろん、削除された理由も不明だし、当時ブログは保存していなかったので、何と言う題名の記事が削除されたのかもわからない。
これで、ブログはもうやめようかとも思ったが、一時はファン限定として細々と再開した。
今日までYAHOO!ブログも画面レイアウトなど、いくつも改善してきた。
大きく変わったのは2013年12月。レイアウトの自由度が広がったことだ。
トップ画面に指定された画像だけでなく、自分で選んだ画像、背景の色、標準の文字の色や大きさを選ぶことが出来る。
今のトップ画面は、生まれ故郷、広島県竹原市忠海地区から望む瀬戸内海・芸予諸島。(画像)
ブログネタは、ネット、新聞記事が多い。
もちろん、こんなボックス(写真)だけには収まらない。
楽しみにしているのは、毎週土曜日に連載している朝日新聞・beの記事。
青のbeと赤のbeというのがあり、青のbeは、一面「フロントランナー」、二面「beランキング」、九面「逆風満帆」、十面「悩みのるつぼ」。
赤のbeは、一面「映画の旅人」、三面「飲むには理由がある」、五面「元気の秘訣」「日野原重明・あるがままに行く」など。
とにかく充実した記事群である。
今週号のトップは、青・「フロントランナー『リバネス代表取締役 丸幸弘さん(36歳)』」(写真左)と、赤・「映画の旅人『の・ようなもの』(1981年)」(写真右)。
2010年9月から調べている月別の一日当たり訪問者数の統計。今年は9月まで。
最高は2013年11月の一日当たり371人。2014年1月、2月も300人を越えているので、このときがピークだった。
その11月は、どうして訪問者数が多かったのか、題名を調べてみた。
さして驚く内容の記事は見当たらない。どうやら、1ヶ月に35作も投稿したという数の多さが決め手だったようだ。
家に籠ってブログを書き続けていた時期があった。これは身体に良くない。昨年の9月に心筋梗塞で倒れた一因もそこにあるような気がする。
自分は時間がかかるタイプで、これも休み休みではあるが、書き始めてもう5時間が経った。
今日は天気もいい。これから太陽を浴びてこよ~っと。![]()

リナール/映画「ネバーエンディング・ストーリー」テーマ曲 (1984年)