今や、夏真っ盛り。8月7日(木)から立秋、暦の上ではもうすぐ秋になるというのに、この暑さ。水分を十分摂って熱中症から身を守りましょう。
さて、「夏の風物詩」といえば以下のものが思い浮かぶ。(Wikipedia参照)









食物:かき氷、アイスクリーム、冷やし中華、素麺、ビール、スイカ
これから、上記の「夏の風物詩」からいくつかピックアップして涼を求めていきたい。
今回は「ビール」について。
晩酌用に冷蔵庫からビールを出した妻が、瓶についた露を見てぽつり。「何もせんのに一人前に汗だけかいて」(兵庫県川西市・ひょっとして私のこと……?!・59歳)
日本気象協会のサイトに、ビール指数というのがある。当分はビール指数100で飲みすぎ注意だ。
中央調査報の2011年に調査によると右表の通り、ビールが圧倒的に多いことが分かった。
そして、ビール好きを年代的に見ると30歳代が7割近くで最も高く、ビール党が多いようだ。
ビール会社のシェア競争は熾烈を極めている。最近(2012~13年)のデータは下表の通り。(http://gyokai-search.com/3-beer.htm) サントリーの健闘が光る。
それでは、売上順位に従ってビールのCM特集を。
アサヒビール・CM
キリンビール・CM
サントリービール・CM
サッポロビール・CM
最近はビールの税金対策として、発泡酒や第三のビールというのが登場している。ここでちょっと知識の整理をして見よう。(お酒のはなし第9号 4ページ参照)
日本の酒税法では、麦芽又は麦を原料の一部とした発泡性の酒類を「発泡酒」として定義している。
麦を使用しない発泡性の酒類は「第三のビール」と、ビール、又は発泡酒に蒸留酒を組み合わせたもので「リキュール(発泡性)」がある。
発泡酒、第三のビールともビールではないためメーカーは「ビール」という名称を使うことはないが、基本的にビールの缶と類似のデザインであり、「泡」や「麦」や「ホップ」などの語や図案を配置したり商品名に用いることで、購入者が(勝手に)ビールを想起するように配慮されている。
最近のニュースでは、サッポロビール「極ZERO」が当初「第三のビール」として発売していたが、国税庁から第三のビールに該当しない可能性を指摘され、2014年7月15日より発泡酒として再発売となった。
現在の発泡酒。以前より数が減っていることが分かる。
メーカー商品名麦芽比率アルコール分キリンビール麒麟淡麗〈生〉25%未満5.5%淡麗グリーンラベル25%未満4.5%淡麗W25%未満5.5%麒麟ZER25%未満3.0%アサヒビールアサヒ本生ドラフト25%未満5.5%アサヒ本生アクアブルー25%未満5.0%アサヒスタイルフリー25%未満4.0%サッポロビールサッポロ北海道生搾りみがき麦25%未満5.5%極ZERO25%未満4.0%オリオンビール麦職人25%未満5.5%サントリー(発泡酒事業から完全撤退)
最後は美味しいビールの飲み方を。
そして、人気漫画の「美味んぼ」38話「ビールと枝豆」では、ビールの注ぎ方による味の違いについて、詳しく述べている。
夏はビールで暑さを吹き飛ばしてみたいね。