東京都・八王子市の会社に勤めているのに、「八王子まつり」のことをよく知らなかった。
次は、2010年に作成された「八王子まつり」紹介の動画。
これまでは、金・土・日の3日間行われるので、週末金曜日の仕事帰りに夜店の前を歩いて帰るだけ。通勤以外、休日に1時間以上かけて遠出する気がしなかった。
それが、今年はおまつりを見ようと思う気になった。それは、もう入社して5年も経つのでそろそろ見るべきだろうというのが一番の理由だが、いくつかのきっかけもあった。
今年の「八王子まつり」は8月1日(金)から8月3日(日)までの3日間。
大正から戦後間もなくまで織物の街として繁栄した八王子の中町界隈には、多摩地域で唯一の花街があり、「黒塀通り」と呼ばれている。 ![イメージ 2]()
宵宮の舞
まずは、初日の18:30~19:00に行われる、八王子の芸子による「宵宮の舞」(西放射線ユーロード 中町公園)を見ようと、ある方から誘われたことである。(画像)
その方は、八王子の名士の一人で、花柳界にも詳しく、最近放映された八王子の芸子を紹介するテレビにも出演していたそうだ。
実は、結論をいうと、手違いで見ることが出来なかった。時間を間違えたのだ。
映像は今年(2014年)の「宵宮の舞」。曲目:着到/天竜くだれば/潮来出島〜六段くずし/河水/なすとかぼちゃ/並木駒形/三下りさわぎ
繊維業の衰退とともに風前の灯となった花街の伝統を守るべく、有志が「黒塀を楽しむ会」を結成し、時代とともに薄れゆく大正・昭和初期の街並み情緒を、東京都の「江戸東京・まちなみ情緒回生」事業として補助を受け、趣のある町並みが復活した。
柳の植樹運動などを展開し、風情あふれる江戸の情緒の花街の姿を、今に伝えている。
関東太鼓大合戦
とても好青年のようだ。
この映像は昨年(2013年)のもの。高篠さん、大活躍の様子だ。
ところがこれも失敗した。14時という暑い時間から始まるので、熱中症を避け、15時半に着いたことだった。
もうその頃はほとんどが店じまいの頃で、ゆっくり見る時間は残されていなかった。
続いて、「民踊流し」と、「山車」の一部を見て帰ったが、とりあえず、写真だけは少し撮っておいた。
本日(8月3日)は八王子まつりの最終日。
日程は次の通りだ。今の時間ならまだ間に合う。但し、凄い人出なので、人混みが嫌いな方は避けた方がいい。





これまで全国のいろんな祭りを見てきたが、「八王子まつり」も最高ランクの一つだと思う。
来年は体調も整えてもっと詳細なレポートを書きたい。![]()
