月に一度、仕事で福島県・郡山市に出張している。会社の拠点があるからである。
実は、郡山まではそんなに遠くない。5月27日(火)も午後から日帰りで出かけた。
自分の勤める会社がある八王子からは、乗り換えは多いが、次のルートが一番早く、約2時間で郡山に着く。(停車駅は大宮→宇都宮→郡山が普通)




その日は待ち合わせ時間より1時間も早く着いた。
それで、駅の周りの商店街をぶらぶらしてみた。
お店の名前は「もりっしゅ」(写真)
「福島の個性豊かな地酒と食を気軽に楽しめる地酒バー」とある。
帰りに寄ってみようか。
仕事が終わり、現地の責任者と別れた後、早速そのお店を訪れた。
「美味しいお酒を下さい!」 見ず知らずの客の言葉に、若い女性の店員は何と答えていいのか戸惑っている様子だった。
メニューを見ると、面白いものがある。「利き酒セット」(写真右上)。お値段もお手頃、1500円だ。今日はこれにしよう。
見た感じも写真の通り素敵だ。
地酒は4種類。日替わりメニューのようだが、この日は次の品ぞろえだった。(写真右下)




飲んでみると、味の違いが明らかだ。自分の好みは
かな。

ここは2年前に開店、親会社は「森株式会社」といい、福島県郡山市で明治39年創業というから、既に100周年を迎えた老舗の全酒類・食品卸の会社。
・ランチタイム 11:00~15:00
・年中無休
・席数 テーブル席:14席 カウンター席:7席
自分はカウンター席に陣取り、見知らぬ客3人と酒談議。
福島方言も教わった。「こでらんに」=これ以上ない。「さすけねぇ」=大丈夫
思わず話に夢中となり、時の経つのを忘れて、本日中に帰れない時間になりそうだった。
これににごり酒と、どぶろくを加え、勘定は締めて2300円。
これで郡山に出張する楽しみが増えた。
今回は女性が歌うお酒の歌。
内海美幸/酔っぱらっちゃった(1982年)
日野美歌/氷雨(1983年)
森本和子/酔いどれ女の流れ唄(1975年)
梓みちよ/二人でお酒を (1974年)
美空ひばり/港町十三番地(1957年)
江利チエミ/酒場にて(1974年)