明けましておめでとうございます。今年の初ブログです。本年もよろしくお願いします。
今年は戌(いぬ)年、戌年は十二支の中では11番目に位置している。
えとの「戌年」生まれの人は、男性が475万人、女性が502万人で総人口に占める割合は7.7%、十二支の中で最も少ない976万人となったそうだ。
また、48歳の誕生日を迎える1970年生まれが最も多い一方、少子化の影響で新成人の割合は8年連続で1%を割り込んだという。
○年男・年女
年男・年女の有名人には、ジャーナリストの田原総一朗(1934年生)のほか、タレントの堺正章や衆院議長の大島理森(いずれも1946年生)、史上初の「永世七冠」を達成した将棋の羽生善治(1970年生)、レスリングの吉田沙保里(1982年生)、メジャーに挑戦する大谷翔平(1994年生))がいる。その他、以下の人たちだ。
●1922年(大正11年)96歳(2018年)
・女性:内海桂子、瀬戸内寂聴
●1934年(昭和9年)84歳(2018年)
・女性:中村メイコ、司葉子、牧阿佐美、広中和歌子、金美齢、ソフィィア・ローレン、ブリジット=バルドー 、ナナ=ムスクーリ 、シャーリー=マクレーン
・男性:宝田明、藤子不二雄・A、権藤正利、森山周一郎、隆旗康男、筒井康隆、谷道夫(デュークエイセス)、前田憲男、堤義明、山崎正和 、宇野亜喜良、森岡賢一郎、ケーシー高峰、財津一郎、白木みのる、ジョージ=チャキリス 、パット=ブーン 、フランキー=ヴァリ、ジョージ=シーガル、ハンク=アーロン
●1946年(昭和21年)72歳(2018年)
・女性:倍賞美津子、鳳蘭、岸ユキ、島かおり
・男性:西川きよし、倉田保昭、下条アトム、苅谷俊介、岡本富士夫
●1958年(昭和33年)60歳(2018年)
・女性:森昌子、樋口可南子、宮崎美子、原田美枝子、芦川よしみ、岩崎宏美、久本雅美、萬田久子、相本久美子、かとうかず子
・男性:辰巳琢郎、玉置浩二、高橋ジョージ、陣内孝則、小室哲哉
●1970年(昭和45年)48歳(2018年)
・女性:工藤静香、中山美穂、永作博美、清水美沙、マライヤ・キャリー
・男性:西川貴教、原田泰三、岡本隆史、宮迫博之、宮藤官九郎、上田晋也、阿部サダヲ
●1982年(昭和57年)36歳(2018年)
・女性:深田恭子、真木よう子、吉井玲、吹石一恵、大塚愛、加藤あい、三船美佳
・男性:向井理、藤原竜也、綾野剛、小栗旬、相葉雅紀、瑛太
●1994年(平成6年)24歳(2018年)
・女性:広瀬アリス、二階堂ふみ
・男性:山崎賢人、ジャスティン・ビーバー
◯戌年の意味
1.「戌」は「滅びる」を意味する「滅」で、草木が枯れる状態を表しているという見方もあるが、実際は「植物が育っていき、花が咲き、実をつけ食べごろが過ぎた後、自分の実を落として、本体の木だけは守る」、すなわち「新しい命を守る」という意味があるそうだ。
2.犬は人との付き合いも古く、忠実で親しみ深い動物。
3.犬はお産が軽いとされることから、安産については「戌の日」が吉日とされている。
4.戌の干支の特徴として、“勤勉で努力家”とある。
◯12年前の戌年(2006年)には何があったか
1.政治:小泉内閣が解散し、9月26日安倍内閣が誕生したが、1年で投げ出し、翌年の8月27日までの短命内閣に終わった。
①小泉内閣の政治姿勢
・1月4日、【靖国問題】小泉首相は年頭記者会見で「一国の首相が一国民として戦没者に哀悼の念をもって靖国参拝をする」と述べ、政治問題である「首相の靖国参拝」を「一個人の心の問題」にすり替えた。
・7月6日、【北朝鮮】北朝鮮の弾道ミサイルの発射に関連し、小泉首相が「ついている。プレスリーの所に行っている時にテポドンが撃たれたら格好が悪かった」と語った。
②軍事問題
・7月5日、【北朝鮮】北朝鮮が初めて日本海に向け計7発の弾道ミサイルを発射。
・10月9日、[北朝鮮]初の核実験を実施。 10月:安倍内閣・麻生外相が日本の核保有論議について「議論をしておくのも大事なことだ」と発言。
・11月5日、【イラク】フセイン元大統領(69歳、写真)に対しシーア派住民虐殺の「人道に対する罪」で死刑判決。12月26日、控訴棄却で確定。12月30日、バグダットで絞首刑の死刑執行をしたが、その処刑場面の録画の一部がテレビで放映された。
③安倍内閣の政治姿勢とスキャンダル続出
小泉政治を継承したが、格差是正の世論の高まりからなし崩し的に政策を変えていった。一方で「戦後レジームからの脱却」と称して戦前に回帰し戦争のできる国を目指した。また、総裁選での協力者の入閣が目立った論功行賞人事で、「お友達内閣」、「少年官邸団」、「私の内閣」などと揶揄され、スキャンダルが続出した。
・12月21日、【公務員宿舎入居問題で辞任】 政府税制調査会の本間正明会長が「一身上の都合」を理由に辞任した。 公務員宿舎を格安で借りホステスの女性と同棲していることが「週刊ポスト」により明らかになり、18日付けで官舎を退去したが、批判の声が噴出していた。 任命責任を問われた安倍首相は「辞任は本人の意思」とし一身上の都合という言葉を連発した。
・12月27日、【行革相が辞任】 佐田玄一郎行政改革担当相が、政治資金収支報告書で不適切な会計処理があったことを認め、引責辞任することを表明した。
2.経済:
①ライブドア事件
・1月16日、ライブドアの子会社が、株価をつり上げる目的で虚偽の事実を公表した疑いがあるとして、東京地検特捜部と証券取引等監視委員会が、東京・六本木の本社や堀江貴文社長(当時33歳、写真)の自宅などを証券取引法違反の疑いで家宅捜索、23日、粉飾決済、偽計取引等、証券取引法違反の容疑で、堀江ら4名を逮捕した。
・1月24日、小泉首相は、参院本会議での代表質問で、ライブドア堀江社長の逮捕に関連して「衆院選で党幹部が堀江氏を応援したこととは別問題だ」と述べ、党総裁としての責任を否定した。
・2月16日、【送金指示メール問題】 民主党の永田寿康議員が衆議院予算委員会で、ライブドア堀江前社長が武部自民党幹事長の次男へ3000万円の振り込みを指示したメールが存在すると発言。明確な根拠がなかった。
②耐震強度偽装問題
・1月17日、衆議院国土交通委員会が、構造計算書偽造問題に関連して、ヒューザーの小嶋進社長の証人喚問。
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・4月26日:警視庁と神奈川県警、千葉県警の合同捜査本部が、耐震強度偽装問題に関わったとして、姉歯秀次元一級建築士(写真)、木村建設社長、イーホームズ社長ら計8人を逮捕。
③格差拡大
・1月31日、【弱者切り捨て】 猪口邦子少子化担当相が「『負け組』の人は立派だ。その人たちは戦ったのだから。本当に反省すべきは『待ち組』だ」と述べ、「戦わない人々」を「反省すべき」存在とした。
・2月1日、小泉首相は、参議院予算委員会で「格差が出ることが悪いとは思わない」「今までが悪平等だった」と発言し、弱者を配慮しない姿勢を明確にした。
④IT革命
・1月28日、JR東日本がモバイルSuicaのサービスを開始。
・3月31日、NTT東日本、NTT西日本のICカード公衆電話とICテレホンカードが廃止。
・4月1日、地上波デジタル放送の1セグメント放送「ワンセグ」が開始。
・10月24日、携帯電話の番号ポータビリティ制度開始。
3.スポーツ
・第20回冬季オリンピック:【開催地】トリノ(イタリア) 【期間】2月10日~26日
・第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕
4.墓碑銘
加藤芳郎[漫画家](1.6)、 3代目三遊亭圓右[落語家](3.22)、 松野頼三[政治家](5.10)、 田村高廣[俳優](5.16)、 岡田眞澄[タレント](5.29)、 今村昌平[映画監督](5.30)、 岩城宏之[指揮者](6.13)、 橋本龍太郎[元首相](7.1)、 吉田玉男[文楽、人間国宝](9.24)、 丹波哲郎[俳優](924)、 多々良純[俳優](9.30)、 柳家小せん[落語家](10.10)、 ポール・モーリア[作曲家](11.3)、 内山田洋[歌手](11.3)、 斎藤茂太[精神科医](1120)、 灰谷健次郎[児童文学作家](11.23)、 岸田今日子[俳優](12.17)、 青島幸男(12.20) プロフィール、 ジェラルド・R・フォード[米、元大統領](12.26)、 サダム・フセイン[イラク、元大統領](12.30)(ザ・20世紀2006年参照)
○今年の重要課題
・何と言っても北朝鮮問題だ。
再放送だったが、昨年の12月26日(火)19時00分~20時50分 NHK・BS1スペシャル「沖縄と核」(画像)を見た。
まだアメリカ統治下のころ、沖縄におかれていた核兵器。東西冷戦が激化する中、最大1300発の核兵器が置かれ、世界最大級の核拠点となっていたことを知った。
1971年の沖縄返還交渉(写真)で翌年に復帰を果たしノーベル平和賞を受賞した佐藤元首相だったが、自ら何度も確約した「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」のいわゆる非核三原則の拡大解釈や日本国内へのアメリカ軍の各種核兵器の一時的な国内への持ち込みに関する秘密協定など、冷戦下で東側諸国との対峙を続けるアメリカの要求を尊重した。
今や日本は米国の属国と見誤るごとく、彼らの言いなりの国になってしまった。(これをいぬ年にちなんで「ポチ」というのは犬に失礼というものだ。)
これは米朝の問題で、日本には被害がないなどとのんきなことを言っている場合ではない。まずは2月に大きな波がやって来る。2月9日 - 2月25日 の平昌オリンピック、2月16日の朝鮮民主主義人民共和国発足70周年が一つの山場である。
○犬の話題あれこれ
犬はオオカミを祖先とし、最古の家畜とされる。補助犬や災害救助犬としても活躍。世界に700~800種類いるといわれる」また、世界全体では4億匹の犬がいると見積もられている。血液型は8種類。
元来は、住居の見張り、次いで狩猟の補佐などのために家畜化されたと考えられるが、現在はほとんどが愛玩用であり、日本ではおよそ5世帯に1世帯がイヌを飼っている。
長い年月をかけて交配が試みられ、ダックスフント、トイ・プードル、ブルドッグなど、用途に応じたさまざまな品種が開発されてきた。イヌは人間によって最も人為的改良をくわえられた動物であると言える。
「シェイプシフター」(変身動物)と呼ぶ研究者がいるように、小さなチワワから大型のセント・バーナードまで、幅広いサイズと形態をもつ。
自分は犬を飼ったことが一度もない。実はウンコが大の苦手である。健康診断では検便のことでいつも気が重くなる。便を取るとき、いつも吐き気を催すのだ。動物を飼うのは便の始末にネックに感じている。
しかし、周りは犬を飼っている人が多い。ペットに心が癒される気持ちはよく理解できる。
こんな写真を見せられたら、可愛いと思わないはずがないではないか。
1.有名な犬
・1889年ツン(薩摩犬) -西郷隆盛のウサギ狩時の愛犬である雌犬。(写真)
上野恩賜公園に立てられた銅像にその銅像が寄り添って立てられた。
(製作者は後藤貞行、モデルは仁礼景範海軍中将の飼い犬である雄犬)
・1900年 ニッパー(フォックス・テリア) - 円盤式蓄音器の発明者ベルリナーが感動した以前の飼い主の声に耳を傾ける肖像画を商標登録し、現在でも日本ビクターなどに使われている。(写真)
(His Master's Voice, HMV の商号はこれによる)
・1934年4月 忠犬ハチ公(秋田犬) - 主人(東京帝国大学農学部教授の上野英三郎博士)の帰りを渋谷駅においてその死後も待ち続ける姿が話題となり、同駅前に銅像が立てられた。(写真)
・1958年 タロ、ジロ(樺太犬) - 南極越冬隊のイヌぞり用に南極に連れて行かれ、かの地で生き延びた。(写真)
当時使われ、現在船の科学館に係留展示されている南極観測船「宗谷」、また東京タワーに銅像がある。
・2011年 プースケ - ギネス公認の世界最高齢記録を保持していた日本の犬。(写真) 2011年12月5日、老衰により26歳で死亡。世界歴代記録としては第9位。
2.犬の寿命
イヌは10歳になると老犬の域になり12歳から20歳程度まで生きる。
ただし犬種や生育環境によっても異なり、基本的に大型犬のほうが小型犬よりも短命である。
また、一般的には屋外飼育よりも室内犬のほうが長命の傾向があり、純血種よりも雑種のほうが長命と言われる。歳を取るスピードは若いほど早く成犬となってからは緩やかになる。
イヌの年齢をヒトの年齢に換算する方法は諸説あるが、科学的根拠に基づいたものではなく必ずしも正確ではない。目安として、小型犬は生後1年でヒトの約17歳、生後2年で約24歳、大型犬は生後2年で約20歳、それ以降は小型犬で1年につきヒトの4歳程度分、大型犬は5から6歳程度分、歳を取ると考えられる。
転じて、年単位で数年分に匹敵する急速に発達した科学技術(パソコン・携帯電話等)を指して「ドッグイヤー」と呼ぶことがある。
3.人気の犬種
1990年代以来のペットブームの中、イヌは高い注目を集めてきている。
人気犬種は時代によって変わるが、1990-2000年代に話題を呼んだ犬種としては、シベリアン・ハスキー、ゴールデン・レトリバー、ウェルシュ・コーギー、ブルテリア、ダルメシアン、チワワなどが挙げられる。ブームに比例してドッグウェア(犬に着せる服)も様々な多様化したブランドが進出し、これもまたブームとなっている。
チャールズ・シュルツの漫画『ピーナッツ』の「スヌーピー(ビーグル)」(写真)、佐々木倫子の漫画『動物のお医者さん』の「チョビ(シベリアン・ハスキー)」、ディズニー映画『101』によるダルメシアン、アイフルのテレビCMに出演した「くぅ〜ちゃん(チワワ)」など、テレビ・映画・漫画などの影響で、期せずしてブームとなった犬種もある。
なお、ペットとしての名前は、「ココ」「モモ」「チョコ」の順に多い。
4.犬の曲
犬のおまわりさん(1960年)
映画「わんわん物語」より挿入歌「ベラ・ノッテ」(1955年)
映画「101匹わんちゃん」より「Wherever You Are」(1961年)
Baha men/Who Let the Dogs out??
ショパン/子犬のワルツ
Wikipedia参照