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曲の出足に衝撃を受けた音楽

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第一印象の大切さ

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 もう大分前の話だが、 「人は見た目が9割」竹内一郎著、2005年、新潮新書、写真)がベストセラーになるご時世、9割とまでは行かないにせよ「第一印象」が大切なのは、音楽も一緒である。 

 人の印象を決める要素として、五感のうち視覚が占める割合が約87%を占めると言われているが、笑顔あいさつ好印象の決め手だと思う。

 今、マンションの管理人をして多くの人に出会うが、改めてそのことを強く感じている。 

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 笑顔はがポイントだ。人の顔はそれぞれ違うが、口の恰好がへの字(画像)に生まれた人は親を怨むのではなく、特に注意と訓練が必要だ。

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 ライオン・エメロンのCMに使われた、こんな歌もある。

 ここでは「後ろ姿」が大切としている。今は死語かも知れないが、当時は「バック・シャン」(写真)と言っていた。

ハニー・ナイツ/ふりむかないで(1971年)



 音楽の場合、第一印象というのは、「出足」というか、イントロである。好感度を上げるにはイントロが極めて重要だと思う。

曲の出足に衝撃を受けた音楽

 自分がイントロに衝撃を受け、いっぺんに好きになった曲はこの2曲である。 いずれも楽器はドラムス(シンバル)を使っている。間違いなく大ヒットする予感がして、2曲ともその通りとなった。

洋楽ではこの曲、シルヴィ・バルタン「アイドルを探せ」である。(拙ブログ:シルヴィ・バルタン参照)


シルヴィ・バルタン/アイドルを探せ(1964年)


邦楽では荒井由美(現:松任谷由実)の「ルージュの伝言」(1975年)。

 その後、1989年に公開されたジブリ映画『魔女の宅急便』のオープニングテーマソングに起用された。

 バックコーラスとして写真左より、山下達郎(65歳)、吉田美奈子(65歳)、大貫妙子(64歳)、そして、スキャットの女王・伊集加代子(現:伊集加代、81歳)という、錚々たるメンバーが参加している。

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 後に夫となるプロデューサーの松任谷正隆からコーラスを頼まれた山下達郎が、コーラスアレンジを自分に任せてもらえるならやるって言ったそうだ。これで抜群のアメリカン・ポップになった。

 なお、歌詞に出てくる「あの人」は、ロックミュージシャンの矢沢永吉をモデルにしてると言われている。(Wikipedia 参照)
 
荒井由美/ルージュの伝言(1975年)



ドラムスのイントロが印象的な曲

 ドラムスはリズムをとるため、ふさわしいからだろうか、イントロで使われることが多い楽器だ。

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 次がそれを構成する楽器である。

①バスドラム(ベースドラム)
②フロアタム
③スネアドラム(サイドドラム)
④トムトム(タム)
⑤ハイハットドラム

⑥シンバル

 ドラムがイントロで流れる曲をいくつか。

中島みゆき地上の星(2000年)

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 「地上の星」はNHK総合テレビ『プロジェクトX~挑戦者たち~』(2000年3月28日~2005年12月28日、画像)の主題歌として作られた。

 なお、エンディングテーマには両A面曲の「ヘッドライト・テールライト」が起用された。

中島みゆき/地上の星(2000年)


黄金の腕(The Man with the Golden Arm、1955年)

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 映画は、1950年に第1回全米図書賞を受賞したネルソン・オルグレンの小説『黄金の腕』を原作に、 ウォルター・ニューマン、ルイス・メルツァー、そしてノンクレジットであるがベン・ヘクトが共同執筆した脚本により製作された。監督は、『帰らざる河』(1954年)、『悲しみよこんにちは』(1957年)、『栄光への脱出』(1960年)のオットー・プレミンジャー(1986年、79歳で没、写真)。

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 第28回アカデミー賞において、アカデミー主演男優賞にフランク・シナトラ(1998年、82歳で没、写真)、アカデミー作曲賞にエルマー・バーンスタイン、アカデミー美術賞にジョセフ・C・ライトダレル・シルヴェラがノミネートされたが、いずれも受賞は逃した。
 
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同名の主題曲を作曲したエルマー・バーンスタイン(2004年、82歳で没、写真は、『十戒』『黄金の腕』『荒野の七人』『大脱走』など、200以上の映画・テレビで音楽を担当、1967年の『モダン・ミリー』ではアカデミー作曲賞を受賞したことで知られる。
 
ビリー・メイ/映画「黄金の腕」主題曲(1955年)

 
シング・シング・シング

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 「スウィング・ジャズ」とは、1930年代から40年代にかけて社交ダンスの伴奏音楽として大流行した、ビックバンド・オーケストラによるジャズのこと。(写真)

イメージ 11スウィング・ジャズの王様(King of Swing)と言えば、ベニー・グッドマン(1986年、77歳で没、写真)。 

 「シング・シング・シングは、1938年にベニー・グッドマン楽団がカーネギー・ホールでのコンサートで演じて以来、同楽団の代表曲として知られる。

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 特に、当時の同楽団の看板ドラマー・ジーン・クルーパ(1973年、64歳で没、写真の黒人的なドラムソロは、ジャズ界におけるドラムの認識を覆すほど革新的で、シング・シング・シングといえば、誰しもがまずジーン・クルーパのドラムソロを連想するほどだった。

 また、クルーパはルックスも良かったことから、一介のドラマーでありながらアイドル的な人気を博し、映画などにも出演した。

ベニー・グッドマン/シング・シング・シング(1938年


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シング・シング・シングは、日本映画『スウィングガールズ』Swing Girls、2004年、画像)でも取り上げられた。

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 脚本・監督は『ウォーター・ボーイズ』(2001年)の矢口史靖(51歳、写真)。東北の片田舎の落ちこぼれ女子高校生がビッグバンドを組んで、ジャズを演奏する青春映画。キャッチフレーズは「ジャズやるべ!」。 

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 ロケは山形県置賜地域(地図)を中心に行われ、セリフも山形弁(置賜弁)が使われた。

 置賜地域は、山形県の最南端に位置し、東は奥羽山脈を境に福島県、宮城県と、西は朝日山地を境に新潟県と、南は吾妻山系・飯豊山系を境に福島県会津地方と、北は朝日岳・白鷹山を境に村山地域に接している。

 また、山形県の母なる川「最上川」の源である吾妻連峰の裾野に広がる米沢盆地を中心に長井盆地を含めた最上川系の陥没盆地と宇津峠山地を分水嶺とする小国盆地から成る。

 面積は、県土の26.8%1を占め、米沢市を中核とした3市5町から構成されている。
(Wikipedia参照)

スウィングガールズ/シング・シング・シング


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所ジョージが司会を務める、日本テレビ系列「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」(毎週水曜日19:56 - 20:54)の「日本列島 吹奏楽の旅」に出演する常連校となっている、中高一貫校の京都橘高等学校吹奏楽部(画像) 

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レンジ色の統一ユニホーム(女子部員はスカートタイプ)が特徴で、高い演奏力とダンス技術を併せ持ち「オレンジの悪魔」という愛称で知られている。 

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 2010年代に入りアメリカ合衆国で開催される、1890年に開始され100年以上の伝統を持ち毎年100万人以上の集客規模があるパサデナ市ローズ・パレードに出場するなど、世界進出を果たしており、2018年1月1日に開催された同大会にも、全世界数百団体が応募し僅か約10団体しか出場不能という高倍率、かつ一度出場すると5年間出場資格がないと言う制約がありながら、本校は6年ぶり2回目の出場となっており、この2回目の出場は2018年2月現在、日本国内では唯一本校のみが記録している。(Wikipeia参照)

KYOTO TACHIBANA HIGH SCHOOL GREEN BAND - ROSE PARADE 2018


イントロクイズ番組

シャープさん・フラットさん
 
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 曲当てクイズ番組と言えば、年齢のせいか真っ先にNHK土曜のお昼の番組の「シャープさん・フラットさん」(1962年~1970年)が目に浮かぶ。
 
 これは、2人の回答者がシャープさんとフラットさんになって対抗し、レコードや生演奏で、出題される音楽のタイトル(クラシック、ポピュラー、歌謡曲等)を当てるもの。碁盤風の電光掲示板の25マスを使って、最終的に縦横斜めにマスが一列揃えば勝つという、ビンゴゲーム的なクイズ番組であった。(Wikipeia参照)
 
 当時は最も音楽が好きな年代。曲当てには自信があり、番組に出たい気持ちで一杯だった。
 
クイズ・ドレミファドン!
 
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 その次は、イントロ早押しクイズ番組の「クイズ・ドレミファドン!」(フジテレビ系、1976~1988年)。

 超ウルトラ・ドンといって、とても常人には解答が無理だと思われるクイズもあった。
 少なくとも自分は、上記の音楽については、今でもトップの速さでボタンを押すことが出来る自信がある。

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