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雲を愛でる【その3】

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 「雲を愛でる」の第三弾は、「雲についてのあれこれ」。

雲」のことわざ・熟語を使った衆議院議員選挙

 この度の衆議院議員選挙は「国難選挙」などと称し、雲の上をつかむような理由で解散した安倍政権。

 落ち目の民進党との対決で楽勝と高を括ったものの、希望の党の出現で風雲急を告げる事態となった。

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 希望の党と民進党では勢いに雲泥の差があった。ところが、口は災いの元小池代表(写真)の民進党出身者受け入れの際の「排除宣言」により潮目が変わった。勢いに暗雲が立ち込めてきたのだ。

 一時は雲を突き抜けるような勇ましさだった小池代表だが、東京都知事選挙のような標的を明確にせず、ワンマン体制で保身に走る姿が透けて見え、拒絶反応が現れたものと思う。

 雲の上の人が落っこちた感じだ。さて、小池さんもここで黙ってはいないだろう。名誉挽回、起死回生の策に期待したい。

 お粗末でした。


 今、巷ではこんな歌が流行って(?)いるという。小池(お池)にハマってさあ大変~♪と歌うようだ。


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 10月13日現在、まだ40%の選挙民は態度を明らかにしていないものの、自公が公示前より多い300議席をうかがう勢いで、小池代表の頼みの綱だった東京23選挙区でも自公が有利で、希望の党の全敗もありうる様相だという。


 個人的にはがっかりだ。
漫画「浮浪雲(はぐれぐも)」今年9月で完結

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 1973年に始まった漫画家ジョージ秋山さん(74歳)の代表作「浮浪雲」(写真)が、2017年9月20日発売の第1039話をもって、44年間におよぶ連載を終了した。

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 最終話は、浮浪雲の不在を案じる周囲をよそに本人がひょうひょうと現れ、無言で海辺にたたずむ場面で終了。「はぐれぐもひとつ 青い空 潮騒寂し」の一句で締めた。

 自分が若いころ「ビッグコミックオリジナル」(小学館)は愛読書(漫画?)の一つで、同時に発売されていたゴルゴ13を代表作とする「ビックコミック」よりも好きだった。もちろん、浮浪雲はその中でも大好きな漫画の一つだった。

 同誌においては「あぶさん」水島新司。2014年終了)、「三丁目の夕日」西岸良平)、釣りバカ日誌」やまさき十三/北見けんいち)など人気作品が多く、見ごたえがあった。

 ときは幕末。主人公の「浮浪雲」は元々は武士であったが、現在は東海道・品川宿の問屋場「夢屋」の主人。仕事は二の次で、何を言われても暖簾に腕押しであり、女を見れば老若美醜にお構いなく「おねえちゃん、あちきと遊ばない?」と決め台詞をやることで有名。見かけは髷をきちんと結わず、女物の着物を身に着けた所謂遊び人の風体をしている。風習や物事に一切囚われず飄々としているが、実は柔軟かつ強靭な精神力を持つ。また、老若男女を問わず、非常に人を惹きつける魅力を持ち、有事の際には「雲が一声掛ければ、東海道中の雲助が集まる」と噂されている。自由気ままな遊び人ながら義俠心もある主人公を軸に市井の喜怒哀楽を描き、さらりと語る人生訓も好評だった。

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 1977年度の花園大学の入試問題にも使われたほか、渡哲也(現在75歳)主演(1978年、テレビ朝日、妻のかめ女役は桃井かおり写真左)と、ビートたけし(現在70歳)主演(1990年、TBS、同・大原麗子写真右)で、2度テレビドラマ化されたこともある。

 楽しみにして見たドラマだったが、正直言って期待外れだった。このキャラクターをこなせる俳優は皆無だろう。
雲助

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「浮浪雲」の解説の中にもあった「雲助」とは、江戸時代に、宿場や街道において荷物運搬や川渡し、駕籠かきに携わった人足のこと。蜘蛛助と書くこともある。(画像)

 雲助という言語の由来は定かではないが、一説によると、人足たちが定住せずに「雲」のように周辺をさまようからだとも言われている。また、(モグリのため)宿場の外れの街道沿いで客を待ち構える様子が、蜘蛛が網をはっているようであるからという説もある。

「足下を見る」という言葉は弱みにつけこむことを指すが、これはたちの悪い雲助が客の草履を見て、擦り切れている(=もう歩けない)場合に高い金額をふっかけたということに由来する。派生語として「雲助根性」という言葉があるが、これは他人の足下を見るような行為、考え方を指す。

雲助が事件となり物議を醸したのは、横山やすし「雲助」事件

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 1977年、関西お笑い界で人気者であった横山やすし(1996年、51歳で没、写真)が、乗車したタクシー運転手に対し「お前ら、今でこそ運転手と呼ばれとるが、昔で言えば駕籠かき雲助やないか」と言い、運転手から侮辱罪で訴えられた。刑事事件としては、大阪地検で不起訴になったが、後の民事訴訟で大阪高裁は、10万円の慰謝料支払いを命じた。
浮雲

 「浮雲」は、空に浮かんで漂う雲。転じて、不安定でどこへ漂うか分からない身上の形容としても用いられる(和歌では「浮き」は「憂き」の掛詞によく使われる)。

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 二葉亭四迷(1909年、45歳で没、写真左)の長編小説「浮雲」写真右)は1887年(明治20年)から1889年にかけて発表。一、二篇は、金港堂から刊行、三篇は「都の花」に連載した。
主人公の文三とその従姉妹のお勢、友人の本田の3人の姿を中心に描かれている。言文一致の文体(ダ体)で書かれた日本の近代小説の始まりを告げた作品で、四迷の代表作。

 内海文三は融通の利かない男である。とくに何かをしくじったわけでもないが役所を免職になってしまい、プライドの高さゆえに上司に頼み込んで復職願いを出すことができずに苦悶する。だが一方で要領のいい本田昇は出世し、一時は文三に気があった従妹のお勢の心は本田の方を向いていくようである。お勢の母親のお政からも愛想を尽かされる中、お勢の心変わりが信じられない文三は、本田やお勢について自分勝手に様々な思いを巡らしながらも、結局何もできないままである。

石原裕次郎/赤いハンカチ【遠い浮雲よ】


怖い入道雲(積乱雲)

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 数ある雲の中で印象深く怖かったのは、何と言っても入道雲だ。

 この映像は60倍速のようだが、子供の頃目の前で起きた入道雲はもっと動きが早く、この世のものとは思えない程気味が悪かった。

 何しろ田舎で高い建物がない時代、空全体が見渡せたのでいろんな現象がワイドスクリーンのように眺められたものだ。


(Wkipedia参照)


 


 

  

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