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引っ越し【その1】

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 出会いの数だけ別れがあるというが、昨年末の退職と、それとは全く関係ないのだが、来月の引っ越しで、奇しくも「別れ」を立て続けに経験することとなった。

 もとより、人よりは「出会い」と「別れ」の機会の多い人生を送っていると思う。
 
 それは

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 小さいころは父の職業(教師)の影響、社会人になってからは転勤・転職のせいだ。

 下宿など短期間のものを含めると、社会人になるまでに7回、なってからは10回と、合わせて17回転居している。なお、転勤・転職で会社の場所が変わったのは13回である。

 それでも右地図の通り、全国を駆け巡ったわけではない。転居は広島県愛媛県福岡県山口県5県内で、転勤を合わせても東京都を含んだ6都道府県のみだ。
 それにしても、特に最近は神奈川県、特に横浜市に長く住んでいた。神奈川県で28年、横浜市だけでは26年も住んでいた。

 ちなみに、今住んでいる家は16.5年、今度の引っ越し先はやはり神奈川県の相模原市で、今や神奈川県が生活の中心場所になっている。

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 これだけ転居が多いのに、今の家に足掛け17年も住んでいる。

 それだけに、引っ越しは大変である。

 新しい物件を探すだけではない、長年住んだ「膿」というか、家族4人分の無駄なものが一杯たまっているからだ。

 不動産屋からの建物取り壊しのための立ち退き依頼は昨年の8月30日、突然やってきた。

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 とは言うものの、実は予感はあった。

 同じ集合住宅の前の家は引っ越した途端に駐車場に早変わりしたし、テラスハウス写真、注:この写真は自宅とは違います)の隣家はとっくの昔に引っ越しをした後は誰も入居していなかった。

 不動産屋の話では、2月一杯で退去することを条件に、家賃の6カ月分を補償するという。建物は解体するので、ハウスクリーニング代は要らない。
 やむを得ないので、10月14日に期限までの明け渡しの契約を取り交わす。

 それにしても4人が住む物件を探さなければならない。おまけにこの頃退職が決まった。

 自分はもう場所にこだわる必要はないが、2人の通勤範囲であることと、出来るだけ安い物件であることが条件だが、4DKというのはなかなかあるものではない。

 不動産屋が紹介したもので、築30年とちょっと古いが一軒家がみつかった。12/24に契約した。

 引っ越しまでの段取りが必要なので、2月のある日に引っ越すことにした。新居の家主にお願いして入居日(契約日)を遅らせてもらうよう依頼したが1/16となり、約1カ月分は空き家にして、家賃を負担することになった。
 まずは一安心と言いたいところだが、それからも大変だ。

まずは引っ越し業者を決める

 昨年末2社見積もりに来てもらったが、ユーザーの立場から見ると、絶対「相見積」をした方がいい。4万円の差が出た。内容もそん色がなかったので、安い方に決めた。

ごみの整理

 もちろん既存のゴミがたくさんでるので、いっぺんに増えないよう小出しにすることが肝心だが、粗大ごみ、家電ごみ、パソコン関係と別々のところにお願いする。

粗大ごみ:3週間前位に頼む必要があることと、量が多いと何回かに分けなければならないことの注意。粗大ごみの基準が分かりにくいのも悩みの種だ。最後は、市の粗大ごみ受付センターとやり取りするしかない。14点を2回に分け4,300円かかった。

家電ごみ:いろんな頼み方があるが、該当の家電リサイクル推進協議会に頼んだ。これは結構早かった。その代りと言っていいか、費用がかかる。テレビを3台出したが、1台当たり5,000円ぐらいかかる。面白いというか、メーカー品で無いものほど高価だ。

書籍:これはゴミとは言えないが、この際思い切って本を処分した。400~500冊ぐらいだろうか。仕事に使うノウハウものは全て処分した。これは買取で、宅配業者が自宅まで無料で取りに来てくれる。もう出したが、値段はまだ分からない。振り込んでくれるそうだ。
 振り返ってみると、計画性のない人生というべきか、両親も亡くなるまで借家暮らしだったので、自分も違和感がなく、自分の家で定住生活を送るという発想がなかった。
 
 計算すると、今の家でもすでに2,000万円の家賃を払ってきたことになるが、果たして持ち家とどちらが有利なのだろうか。

 図らずも67歳にして、7年8カ月勤めた会社の退職に続き、16年半住んだ家から引っ越しを経験することになった。

 引っ越しには大変なエネルギーが必要だ。丁度会社を辞めたときで良かったと思う。

 人生の再出発として、いいチャンスが巡ってきたと思うしかない。

 実際に引っ越しした際、もう一度このテーマを取り上げたい。

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