例えば、この曲。
椎名恵/LOVE IS ALL~愛を聴かせて~(1986年)
「LOVE IS ALL ~愛を聴かせて~」(1986年)は、TBS系ドラマ『おんな風林火山』主題歌としても使われた。
作者はモータウンのヒットメーカーとして知られるロナルド・ノーマン・ミラーとケネス・ハーシュ。
シャーリーンは、この曲を最初に歌った人ではないが、当初人気が出なかった。
1982年、フロリダ州タンパのラジオ局で放送されたことから人気が急上昇、アメリカのヒットチャートで3位、イギリスで1位、1983年にはオーストラリアで6週連続1位を獲得するなど世界的大ヒットとなった。1994年の映画『プリシラ』でも使用された。
歌詞の内容は、おそらくは老境にさしかかった孤独な女性が、過去の奔放な人生を悔恨し、平凡な家庭生活を送る女性に安直な空想を現実にしないよう戒めるというものである。(Wikipedia参照)
シャーリーン/愛はかげろうのように(1976年)
「愛は眠らない」(1986年)は、フジテレビ系ドラマ『花嫁衣裳は誰が着る』の主題歌。また、西日本旅客鉄道の電話予約サービス(5489サービス)の電話保留音に採用されている。
椎名恵/愛は眠らない(1986年)
オリビア・ニュートン=ジョン/そよ風の誘惑(1975年)
そして、1986年1月1日、彼女の1st.シングル「今夜はANGEL」。 フジテレビ系ドラマ『ヤヌスの鏡』主題歌に使われた。
レコードジャケットは逆光で顔がよくわからない写真が使われたことから、テレビ初出演となったフジテレビ系歌謡番組『夜のヒットスタジオDELUXE』では、後ろを向かされた姿が最初に映し出された。TBS系歌謡番組『ザ・ベストテン』第423回にも同曲で出場し、1986年の年間シングルセールス27位にランキングされた。
映画「ストリート・オブ・ファイアー」は、西部劇方式を踏襲したアメリカ・ロック映画。あらすじはこうだ。
ロック歌手のエレン(ダイアン・レイン)が、ストリートギャング「ボンバーズ」のボス、レイヴェン(ウィレム・デフォー)に拉致される。ダイナー(注:プレハブ式レストラン)を営む彼女のファンのリーバは、流れ者の弟トム(マイケル・バレ)に助けを求める。トムは、陸軍あがりの女兵士マッコイ(エイミー・マディガン)と共に、エレンを救い出す。
発売当時レーザーディスクで何度も見た(聴いた?)映画で、音楽シーンのサラウンド効果が素晴らしい。
特に「今夜は青春」の歌の途中でドラムをたたいた後、キーボードが炸裂し、左右に音が移動するが、その迫力に驚かされる。
主題歌の「今夜は青春」は、ダイアン・レインは歌が歌えないので、ローリー・サージェンが吹き替えをしている。
1人の音量ではヴォーカルの厚みが薄くなるので、最終的に4人のヴォーカリストがユニゾンで歌ったものを合成して使用しているようだ。(Wikipedia参照)
椎名恵/今夜はANGEL(1986年)
映画「ストリート・オブ・ファイアー」より/今夜は青春(1984年)
世界の歌姫達を敵に回しても決して引けを取らない歌唱力。
ただし、メジャーデビュー曲の「今夜はANGEL」だけは、オリジナル曲の方が好きだ。
なお、椎名恵さんの公式ブログはhttp://megumi-shiina.com/。今もご活躍のようだ。