決算を終えてで述べたことだが、昨日(2月24日)、営業の勉強会で講師を務めた。
それが、先週の土曜日当たりから風邪にかかり、昨日は勉強会がなければ休みたいほど体調を壊していた。
それでも自分にとっては一生一大事の勉強会、会社を休むわけにはいかない。
以前にしていた終了後、部長2人と一杯やる約束も断るわけにはいかない。早々と切り上げ、ほうほうの体で家に帰った。
多分、会社人生の総括の資料が出来て気が緩んだのが病気になった原因かもしれない。
今日はそれで休暇をいただいている。何とかブログを書けるほど調子が上向いてきた。
これに入れ込んでいるのは驚きだった。発表前の月曜と火曜日は他の仕事が手に付かなかった。
パワーポイントの資料は意外と短期間で完成した。事前に、懇意にしている営業研修のコンサルタントに内容をお見せしたが、おべんちゃらもあるだろうが、プロ以上というお褒めの言葉をいただいた。
問題は30ページに渡る大作?を1時間で話さなければならないという点だ。練習を重ねた。結果的に言うと、ちょうど1時間で終わり、ホッとしている。
目次は次の通り。
1.営業マンになって感動した言葉
2.営業とは
3.買う側から見た営業
4.営業マンに必要な資質
5.実は基本的なことが一番難しい
6.営業は科学である
7.営業は心理学である
8.セールストーク
9.売上目標を追うことの大切さ
10.新規開拓と深耕開拓
11.営業が知っておくべき用語
12.戦術と戦略の違い
13.下請法を知る
14.社内資料
こんなあいさつから始めた。
お忙しい中、多くの方にお集まりいただきありがとうございます。
営業部で勉強会をするというお話を聞いて、是非自分もやらせてほしいと部長に申し出をしました。
それも、専門の労務関係のことではなく、営業関係のことについてです。
これには少し解説が必要なのですが、今はすっかり総務系の人間と思われていますが、実は私は25歳から43歳までの18年間、いわゆる働き盛りの時期、営業に携わっていました。
それも、営業では事務から始まり、セールス、営業所長、本社での企画、その後営業企画部長や営業部長という、営業としての一通りを経験しました。
私はいつかこの経験で得たものを皆さんにお話ししたいと思っていました。
最初から営業を希望していたわけではありません。ある会社で人事部に所属していましたが、入社して3年経ちこれからと思っていたとき、突然営業への辞令が出ました。
自分は当時営業という仕事に偏見を持っていました。当時、営業はK.K.D.と言われていました。
どんな意味か分かりますか。K=勘、K=経験、D=度胸です。
自分の性格ではとても営業は務まらないと思っていました。
それが、あるとき営業研修がありました。講師が話したひと言で「目からうろこ」が落ちました。
それがこんな二つの言葉でした。

なぜなら、人生とは人間同士の係わり合いである
それを生業(なりわい)として出来る仕事は、営業という職業以外にないからである

という話しからスタートした。
今日は休んだのでみんなの感想は聞いていない。
それでも自分は満足感で一杯だ。自分の会社人生、それも青春を捧げた営業経験のノウハウを全て話したつもりだ。
ただ、出し切ったのでちょっと抜け殻状態である。
こんなことってあるんだね。