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私が選んだカントリーソングベスト5

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 年末ギリギリだというのに、全く関係のない記事。
 
 私が選んだカントリー・ソングのベスト5
 
 今もカントリーは人気があるようだが、最近の曲は知らない。また、古いカントリーもあまり知らない。奇しくも1960年から70年代前半の曲ばかりだ。完全に独断と偏見?に基づいているのでご容赦を。
 
 それでは、発売の順から聴いてみよう。
 
ブラザース・フォア/牛追いの歌(1962年)
 
イメージ 1 ブラザース・フォア The Brothers Four)は2008年に、結成50周年のライブを東京で行った。さすがに結成当時のオリジナルメンバーは、ベースのボブ・フリックだけとなったようだ。
 
 1960年代カレッジ・フォークの旗手として一世風靡したブラザース・フォアは、1962年の秋から冬にかけてアメリカ各地のカレッジを中心に54か所もの大掛かりな公演旅行を行った。そのときの録音が「クロス・カントリー・コンサート」というレコード(写真)に収められていて、その冒頭の曲がこの「牛追いの歌」である。(第809話:ブラザース・フォア参照)


タミー・ウィネット/スタンド・バイ・ユア・マン(1968年)
 
イメージ 2 惜しくも1988年、55の若さで亡くなったカントリー・ヴォーカル界のファースト・レディ、タミー・ウィネット(写真)
 
 この曲は、彼女が25歳のときの大ヒットナンバー。ジャック・ニコルソン主演の「ファイブ・イージー・ピーセス」1970)(映像)にも使われた。
 
 Stand by Your Manとは邦訳で「あなたの夫のそばに立ちなさい」という、ウーマンリブ花やかりし頃に貞淑な妻を勧めた大胆な内容で、ヒラリー・クリントンが、1992年、夫のビルが民主党大統領候補として出馬したが、彼の懲りない下半身問題がマスコミに取り沙汰され、それまで優勢だった支持率を一気に落としてしまったとき、「私は、男に寄り添い、家でクッキーを焼くだけのタミー・ウィネットのような女ではない」と言ったことが世論を動かし、共和党の現職ブッシュ・シニアを破って大統領の座を射とめたというエピソードがある。


グレン・キャンベル/トライ・ア・リトル・カインドネス(1969年)
 
イメージ 3 グレン・キャンベル (現在78歳、写真)は、アメリカ・アーカンソー州の小さな田舎町で12人兄弟の中の1人として生まれた。
 
 ファミリー・バンドでプレイをしていた彼は、22歳のとき、プロミュージシャンを目指して、ロサンジェルスでデビューする。
 
 1967(29歳)に発表したGentle On My Mindが全米で大ヒットし、この年のC&W部門のグラミー賞に輝き、By The Time I Get To Phoenixが続けて大ヒットし、カントリー・ミュージック界の1人として不動の地位を築いた。
 
 日本では、このTry A Little Kindnessで一躍人気者となった。


アン・マレー/スノーバード(1970年)
 
イメージ 4 アン・マレー (現在69歳、写真)は、カナダのノヴァ・スコシア出身の女性歌手。
 
 医師である父と5人兄弟、二匹の犬に囲まれ、のびのびと育ったようだ。今でもカナダ中心に活躍している。「ダニーの歌」1974年度グラミー賞の最優秀カントリー女性歌手賞、「辛い別れ」1978年度グラミー賞の最優秀ポップ女性歌手賞を受賞。
 
イメージ 5 この「スノーバード」は、アン・マレーの記念すべきデビュー作。「スノーバード(ユキホオジロ)(写真)、お前と一緒に素敵な国へ行きたいな」という内容。作者のジーン・マクレランもこの曲で一躍脚光を浴びた。


チャーリー・リッチ レイ・コニフ/朝やけの少女(1973)
 
イメージ 6シルバー・フォックスと呼ばれた、カントリー歌手・チャーリー・リッチ(1995年、62歳で没、写真)。1973年のヒット、「愛の扉(Behind Closed Doors)」と「朝やけの少女(The Most Beautiful Girl)」のヒット作で知られる。「朝やけの少女」は米国シングル・チャートならびにポップ・シングル・チャートのトップに立ち、グラミー賞を受賞した
 
 レイ・コニフのカバーも大好き。
 


 まだ聴きたい曲があったので少し心残り。来年のために取っておきますね。
 
 

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