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カラオケ最新情報

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カラオケの誕生
 
イメージ 1 業務用カラオケは、1971年、神戸市のクレセント社の社長で、バンドマンをしていた井上大佑氏(現在74歳、写真)により発明された。
 
 再生装置は「8Juke(エイトジューク)」と名づけられ、リース販売された。しかし、井上は特許を申請しておらず、もし特許を申請していたら、毎年100億円の特許権収入があったと言われている。
 
 彼は1999年の米国タイム誌で、「今世紀、もっとも影響のあった20人」に選ばれ、「毛沢東や、ガンジーがアジアのを変えたならば、井上はアジアのを変えた男」として紹介されている。
 
 1971年といえば、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」が日本レコード大賞と日本歌謡大賞をダブル受賞し、小柳ルミ子、南沙織、天地真理三人娘がデビューした年である。
 

 早いもので、あれから約40年経った。


カラオケの変遷
 
当初はテープの曲に合わせ、歌詞カードを見ながら歌っていたが、1980年代の「映像カラオケ」の登場で、テレビのモニター画面を見ながら歌えるようになった。
 
イメージ 4「映像カラオケ」は、1982年にパイオニア業務用レーザーディスク(LD(写真)、翌1983年には日本ビクターVHDカラオケを発売し、家電メーカーは両社の陣営に分かれ、しのぎを削った。(結果的にはLDグループが市場を制圧した)
 
オートチェンジャー」(リモコン選曲)は、1984年に第一興商ソニーCDチェンジャーを共同開発。リモコン操作ができるメリットにより需要を伸ばし、すぐLD、VHDにも採用された。
 

現在は主流になった通信カラオケ」が登場したのは1992年。最初に市販されたのはゲームメーカー、タイトーの「X2000」、エクシングの「ジョイサウンドJS-1」だった。


カラオケ業界
 
■カラオケ機器:2000年代に入るとメーカーの撤退や吸収合併が相次ぎ、現在の通信カラオケ市場は、第一興商(DAM)と、エクシング(JOYSOUND)(ブラザー工業の子会社)の2強となっている。
 
■カラオケ店舗:2012年~13年の実績は次の通りとなっている。
第一興商ビックエコーコシダカホールディングスまねきねこ、ワンカラを経営している。
 
イメージ 2


カラオケの新しい業態
 
イメージ 6 ファミリーマートは4月17日、カラオケ大手の第一興商と共同で、コンビニとカラオケが一体化した新しい形態の店舗を東京都大田区・蒲田南口駅前にオープンした。(写真)
 
 コンビニで買ったファストフードや、お酒、ジュースなどを持ち込めるので、安くカラオケを楽しめるという。コンビニ大手による出店競争が激化している中、新形態の活用で、駅前などの一等地での出店を狙う。
 
 店舗面積は約637平方メートルで、コンビニは約100平方メートル。通常店舗よりも2割程度小さいが、現金自動預払機(ATM)などのコンビニの主要な機能は装備している。
 
 第一興商がファミマの加盟店となって運営するため、コンビニとカラオケの責任者を兼務でき、人手不足にも対応できるとしている。
 

 第一興商との提携で、カラオケ一体型コンビニを、今後3年間で全国に30店出店の計画とのこと。


カラオケのアンケート
 
 ところで、朝日新聞土曜版beの10月4日号に「カラオケは好きですか?」という記事が載っていた。
 
 結果は次図の通り、いいえの方が多いという、意外な結果だった。
 
イメージ 3


イメージ 5 このアンケートでカラオケ嫌いが過半数を占めたのは、自己陶酔と共感のバランスが崩れているからだろうとしている。「カラオケハラスメントという言葉を広めたい」と訴える人がいるほど、苦痛を生む装置になっているのだ。
 
 英才教育絶対音感をたたきこまれたというほど音楽の素養がある女性は、カラオケの4文字を耳にするだけで虫酸が走るそうだ。
 
 そうなったのは、会社勤めをしていた約10年前、上司に連れられてカラオケに行ったときの屈辱がトラウマになったからだ。「どんな曲でもハモれる自信があるほど、音程を絶対に外さず歌えるんです。ところが、上司に指名されてJポップの曲を歌ったら、『教科書どおりの歌い方やな』と真っ向からけなされて、二度と歌わせてもらえなくなった」
 
 「カラオケハラスメント」の最たるものは無理じいだ。
 
 「職場の慰安旅行は宴会でカラオケを強要されるうえ、『音痴は歌うな』などと罵詈雑言を浴びせられるので楽しかったことがない」、「私の大好きなアイドルの曲を勝手に選曲して歌わせようとする。大好きだからこそ大切にして、カラオケなんかで歌いたくないのに!」という声も。
 
 歌いたいなら、ひとりカラオケで好き放題、歌いまくればいい。それじゃ寂しいというのなら、こんな進化形もある。
 
 「私の職場で同僚とカラオケボックスに行くときは、全員、携帯音楽プレーヤーとイヤホンを持参。自分が歌っていないときはイヤホンをはめて、次に歌う曲を聞いている」
 

 「他人の歌に聴き入るな。むしろ無視!」という新たなマナーができそうだという。


 自分にも心当たりがある。カラオケの無理強いだけは止めようね。
 
 先週の金曜日も久しぶりのスナックで思う存分カラオケを歌ったところだ。
 
 そのうちの3曲を。
 
小椋佳/さらば青春(1971年)
 


加山雄三/旅人よ(1966年)
 

 得意?の洋楽も1曲。 
 
ライチャスブラザーズ/アンチェインド・メロディ(1963年)
 


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