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訪ねてみたい日本の岬

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本日7月12日の朝日新聞土曜版be「訪ねてみたい日本の岬」RANKIGが載っていた。
 
イメージ 4 岬・崎(さき、みさき)は、丘・山などの先端部が平地・海・湖などへ突き出した地形を示す名称。半島や島の最先端部に多くあらわれる。海岸の岬は夜間・悪天候時の船舶の航行の障害となるため、灯台が設置されることが多い。
 
 「さき」は「先」の意味で、「みさき」と読む場合の「み」は接頭語である。地名につく同義語に「前」・「埼」・「碕、西日本で多く見られる「端」の意味のがある。(Wikipedia参照)
 
 岬の旅は若い時しか経験がない。
 
 私が旅した「岬」は、北から入道崎(秋田県)、犬吠岬(千葉県)、禄剛崎(石川県)、大王崎(三重県)、潮岬(和歌山県)、日御碕(島根県)、室戸岬(高知県)、足摺岬(高知県)、佐多岬(鹿児島県)、長崎鼻(鹿児島県)の10ヶ所。
 
 中には観光地でにぎやかなところもあるが、どこも地の果てにたどり着いた感じで、岬に立つたびに感傷的になったものである。
 その記事は、人は岬のどこに魅せられるのか聞いていた。
 
 「突端に向かって土地が煮詰まっていくような雰囲気に興奮」(東京、53歳男性)、「先端に立つと、地図の上にいる自分を感じて何ともいえない気分」(埼玉、58歳女性)、ここから先には行けない。結局、元の場所(現実)で暮らすしかないと思い知らされる」(大阪、62歳男性)、「遠い外国へつながる未知への憧憬と日本に居ることの安心感。反する二つの思いが浮かぶ(静岡、55歳女性)といったコメントに、なるほどと思わされた。
 
 時間と空間を超えて去来する思いに浸れることこそ、端っこ=岬の魅力なのかも知れない。
 
「岬のそばにあるSOSの電話。人生のいろんな姿を見ているんだろうな」(大阪、47歳女性)という感想もあったという。

 結果は次の通り
 

イメージ 1
 
 なお、21位以下は神威岬地球岬(いずれも北海道)、御前崎(静岡)、佐田岬(愛媛)、城ケ崎(静岡)の順だった。

 ランキングに載っている岬の場所を確かめてみよう。(の網かけは10位以内の岬)
 
イメージ 3

 ランキング10位までの岬
 
イメージ 2

 ヒット曲の舞台になった岬を訪れる旅を続けている人もいたそうだ。
 
 日本音楽著作権協会のデータベースで調べると、なんと少なくとも15位までの岬すべてにご当地ソングが存在するという。
 まずは、岬関連で灯台の曲から。
 
若山彰/喜びも悲しみも幾年月(1957年)
川田正子/文部省唱歌「灯台守」
 
 以前、灯台には「灯台守」がいたが、2006125日、長崎県五島市の男女群島の女島にある女島灯台が遂に無人灯台となり、日本に灯台守はいなくなった。
 
 1957年に制作された「喜びも悲しみも幾年月」は、1956年に雑誌掲載された福島県塩屋埼灯台長(当時)田中績の妻・きよの手記から題材を得て、木下恵介監督自身が脚本を執筆した。
 
 映画では、灯台守の夫婦を佐田啓二1964年、交通事故により37歳の若さで死亡)と高峰秀子が演じた。
 
 夫婦は、1932年の神奈川県観音崎灯台から始まって、最後は北海道・小樽の日和山灯台まで、戦前・戦後に渡る25年間に、北海道から九州まで各地の灯台を転勤して回る。それは平均2年に一度という驚くべき短さだった
 

 映画は、その間に家族が味わった哀歓や同僚たちとの交流がテーマになっている。



 ランキング5位までの岬の曲
 
ダ・カーポ/宗谷岬(1976年)
加藤登紀子/知床旅情【知床岬】(1970年)
 


森進一/襟裳岬(1974年)
水森かおり/東尋坊(2002年)
 


 ランキング20位までの岬の曲
 
石川さゆり/津軽海峡・冬景色【竜飛岬】(1977年)
川野夏美/残波の月【残波岬】(2013年)
 


 歌詞に岬がある曲
 
小柳ルミコ/瀬戸の花嫁まわるの 小さな船が】(1972年)
松任谷由美/海を見ていた午後【晴れた午後には 遠く三浦も見える】(1974年)
 


 最後はどうしてもこれ
 
山本コータローとウィークエンド/岬めぐり(1974年)
 
 あなたがいつか 話してくれた 岬を僕は たずねて来た 二人で行くと 約束したが 今ではそれも かなわないこと 
 
 岬めぐりの バスは走る 窓に広がる 青い海よ 悲しみ深く 胸に沈めたら この旅終えて 街に帰ろう 幸せそうな 人々たちと 岬を廻る 
 
 ひとりで僕は くだける波の あの激しさで あなたをもっと 愛したかった 岬めぐりの バスは走る 僕はどうして 生きてゆこう 悲しみ深く
 
 胸に沈めたら この旅終えて 街に帰ろう 岬めぐりの バスは走る 窓に広がる 青い海よ 悲しみ深く 胸に沈めたら この旅終えて 街に帰ろう


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